ソトラバ

一人になりたい夜に。ホンダ「新型タープチェア」でリビングが秘密基地に変わる

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


埼玉県越谷市に誕生したキャンプナノ越谷キャンプ場で開催された『ホンダアクセスアウトドア体感撮影会』では、ホンダ車を使った6つの提案のほか、開発担当者が「近日発売を目指している」と話す、遅くとも年内の登場が見込まれる「Tarpchair(タープチェア)」もお披露目されました。

会場に置かれていたのは、量産に向けた最終チェック段階だという試作1号機と2号機。同商品はもともとコロナ禍にホンダ社内で行われたデザインコンペで優秀賞を獲得した案が、量産化までこぎつけたもので、どんな場所でもパーソナルな空間を確保できるチェアとして企画が進められました。その後、リモートワークの定着などによる生活スタイルの変化もあり、「プライベート空間を確保したい」というニーズを満たすために商品化されることになったのです。

気軽に使えるテント構造で生まれるくつろぎ効果

柄をしっかり目立たせるため、あえてタープの張りを強く出しているのもこだわりのひとつ。「本格的なテントというより、気軽にプライベート空間を楽しんでほしい」という開発担当者の思いから生まれた設計です。

Tarpchair(タープチェア)に座って談笑しているキャンプ女子

一般的なフォールディングチェアよりも余裕を与えられた広い座面と剛性の高いバックレストを持ち、フレームにクロスさせたポールにタープを被せるテントさながらの構造で、ベルクロやスナップで強度を補強しながら固定することで日差しを遮ると共に周囲の視線を防ぐプライバシー効果を発揮。タープ部分には半透明な素材が使用され、優しい光がチェア内部を照らしてくれるので読書やお昼寝にも最適です。

3種の素材でつくる剛性フレームと収納サイズ

スチール・アルミニウム・樹脂を組み合わせた軽量かつ高剛性なフレームに、汚れにも強いナイロン製のタープを組み合わせています。風の強い日にはチェアをペグ留めしておけば、転倒や飛ばされるトラブルを未然に防止できます。

Tarpchair(タープチェア)の試作品

展開時のサイズはW1034×D858×H1390㎜となり、同商品には専用の収納ケースを付属し、W880×D300×H300㎜というコンパクトサイズを実現。クルマのトランクにも余裕で収納できるので持ち運びに苦労する事もありません。ちなみに総重量は7kgとなり、耐荷重は約300㎏。ちなみに価格は未定とのこと。担当者によれば、当初の想定よりも価格が上振れする可能性があるといいます。

広告塔にもなる着せ替えタープのビジネス展開

同商品は一般に向けた販売と並行し、BtoB(企業向け商品)としてタープ部分を企業やイベントなどに合わせた着せ替え式を採用。モータースポーツチームやスポーツチーム、イベント、施設、企業のオリジナルデザインにカスタマイズすることも可能です。

Tarpchair(タープチェア)のタープ部分にプリントをした見本

実際にラグビーチーム「Honda HEAT」の本拠地では、試作段階の個体を十数台並べてヒート柄のタープに着せ替え、観戦席として設置。来場者から好評を得ているといいます。開発担当者はこうした活用法を「座れる広告塔」と表現しており、単なるチェアにとどまらないブランディングツールとしての可能性を見据えています。

ホンダが放つ魅力的なタープチェア、Tarpchair。人気ラーメン店である一蘭の”味集中カウンター”のごとく、周囲の視線を気にせずくつろげる空間をどこにでも作り出せるのが最大の魅力です。自宅のリビングに置けば、家族の前でも自分だけの時間を確保できます。

開発担当者は「子供の秘密基地のような使い方でも」と話しており、遊び心のある発想で楽しめるのも魅力のひとつ。今後はファンやライト、スピーカーなど、快適性や楽しさを広げるカスタムパーツの展開も視野に入れているといいます。

【詳しくはこちら】
◆「Tarpchair」主要スペック
・展開時サイズ:W1034×D858×H1390mm
・収納時サイズ:W880×D300×H300mm
・総重量:約7kg
・耐荷重:約300kg(JIS適合)
・フレーム素材:スチール・アルミニウム・樹脂
・タープ素材:ナイロン(防水・UVカット、汚れにも強い)
◆Tarpchair公式サイト
https://global.honda/jp/Tarpchair/