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登山中に背中で調理完了!? 常温でおいしいレトルト「絶品山頂飯」は山にも優しい非常&行動食

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


登山では身動きのしやすさや体力温存のために、荷物はなるべく軽くしたいところ。持ち物の選別には気を使い、なかにはやむなく持っていくのをあきらめる道具もあるのではないでしょうか。とはいえ、体力勝負の登山において、補給食やしっかりとした行動食は欠かせません。

そんな悩みに応える選択肢として、東京・中野の自社ラボキッチンで食品を企画・製造するフードブランド「ONE POT WONDER」が2026年10月1日に発売したのが、クラフトレトルト「絶品山頂飯」シリーズです。アルファ化米1食分とおかずのレトルトをセットにした全3種で、湯煎で温めて美味しいのはもちろん、常温のままでも味と食感が成り立つように設計されています。火もお湯も使わずに、山頂で満足感のあるがとれるというわけです。

さらに山だけでなく、火が使えない停電・断水時の備えにもなる絶品山頂飯。その仕組みとラインナップ、選ぶ前に知っておきたいポイントを紹介します。

ザックの中でご飯ができる食べ方と3つの設計ルール

キャンプ向けのクラフトレトルトフードなどを手がけてきたONE POT WONDERが着目したのは、温めれば美味しいレトルトでも、トレイルやハイキング、渓流釣りなどで気軽に食べるにはハードルがあるという点でした。アウトドアでは温めたお湯をそのまま捨てることができず、土壌や植物を傷めないよう常温まで冷ましてから処理する必要があります。そこで目指したのが、温めなくても美味しい一食です。

シリーズの原点となった「骨まで食べられる鮭」は、那須連山の朝日岳でフィールドテストを実施しています。登山口でアルファ化米を戻し、トレイルランで約1時間40分かけて登った山頂で鮭の汁をご飯にかけたところ、旨みと塩気が凝縮された汁がアルファ化米特有の水っぽさを消し、一杯のご飯として成立したといいます。

ONE POT WONDER「絶品山頂飯」の開発に当たっては那須連山の朝日岳でフィールドテストを実施

食べ方はシンプルです。登山口でアルファ化米80gに水120mlを入れてジップを閉じ、ザックに入れて登れば約60分でご飯ができあがります。山頂でおかずのレトルトをかければ完成で、食べ終えたパッケージは丸めてアルファ化米の袋に入れれば、コンパクトに持ち帰れます。歩いている時間がそのまま調理時間になり、山頂でお湯を沸かす手間がかからない点は、この仕組みならではの利点です。

常温で美味しく食べるために、シリーズには3つの設計ルールが設けられています。ULスタイルでも持ち歩けるようお皿を使わずアルファ化米の袋にかけてそのまま食べられること、アルファ化米と混ぜて美味しく感じられる適度な汁気を残すこと、そして山では食べ残しの汁を捨てられないため、スープとして飲み干す前提のメニューにはしないことです。バーナーだけでなく皿も要らず、汁の処理にも悩まずに済む設計は、荷物を絞りたい登山者の悩みに寄り添ったものといえます。

本格カオマンガイから骨まで食べられる鮭まで選べる3種類

「山頂カオマンガイ」は、鶏むね肉を生姜・にんにくとともに真空・高温高圧でじっくり調理した一品です。気温が低くても硬くなりにくいしっとりした鶏肉が180g入り、別添えの特製ダレを食べる直前にまわしかけると香りとコクが立ちます。アルファ化米をジャスミンティーで戻せば、より本格的な味わいに。行動食として鶏肉だけをそのままかじるのもよいとされており、山頂での一食にも行動中の補給にも使い分けられます。

「山頂クラムチャウダー」は、アサリの旨みと、玉ねぎ・人参・セロリなど香味野菜のコクが溶け込んだ一品。220gのチャウダーにはむきアサリと乱切りのじゃがいも・人参が入り、アルファ化米にかければ山頂リゾットとして楽しめます。粉チーズや黒胡椒を小分けにして持参すれば、山頂でより本格的な一皿になります。

ONE POT WONDER絶品山頂飯シリーズの「山頂 クラムチャウダー」盛り付け例

「山頂 骨まで食べられる鮭」は、鮭1切れ(60g程度)を真空・高温高圧調理で骨までやわらかく仕上げたもの。骨も皮も丸ごと食べられて生ゴミが残らないため、ゴミを持ち帰る山歩きでも荷物を増やさずに済みます。汁をアルファ化米にかけて「いくらご飯」風にし、その上に切り身をのせれば、切り身が丸ごとのった一皿に。価格は公式オンラインストアで、カオマンガイとクラムチャウダーが各1500円、鮭が1200円(いずれも税込)です。

日常と被災時をつなぐ食べ方と使う前に知りたい注意点

ONE POT WONDERはこれまで、能登町と連携して「被災時にも1日1食は美味しいご飯を」という取り組みを行ってきました。シリーズの原点である鮭も、もともとは被災時に高齢者や子どもでも食べやすく、見た目にも美味しい「切り身」で食べられるメニューとして開発されたものです。火が使えない停電・断水時や避難所でも常温のまま食べられ、味噌汁やアルファ化米と並べれば和食の食卓になります。

ONE POT WONDER絶品山頂飯シリーズ「山頂 骨まで食べられる鮭」

ONE POT WONDERが提案するのは、日常と非常時のあいだに線を引かない食。非常食はしまい込んだまま期限が切れてしまいがちですが、山で食べて買い足し、家で食べて買い足すうちに、気づけば備えにもなっている状態を目指しています。賞味期限は製造から6か月なので、長く保管しておくよりも、登山や忙しい日の食事で食べながら買い足していく使い方が合っています。

荷物を軽くしたい日帰り登山者やトレイルランナーには心強い選択肢ですが、使う前に押さえておきたい点もあります。まず、アルファ化米を戻すための水120mlが必要なので、持参する水の量に含めておきましょう。高温になる環境では、食べる1〜2時間前を目安に水を入れるのがメーカーの推奨で、戻したアルファ化米は長時間放置しないよう注意が必要です。バーナーを持っていく日や冬山、気温の低い日は、湯煎で温めるとより一層美味しく食べられます。

荷物を軽くするために道具を削っても、山頂での食事の満足感まであきらめなくていい。絶品山頂飯は、そんな選択肢を示してくれるシリーズです。ONE POT WONDERは今後もシリーズのメニュー開発を続けていくとしており、山の食事の選択肢がどう広がっていくのかにも注目です。

購入は公式オンラインストアのほか、ほったらかしキャンプ場でも取り扱っており、今後取扱店舗を拡大する予定です。また、10月9日(金)〜12日(月・祝)に東京・天王洲運河一帯で開催される「MEET YOUR ART FESTIVAL 2026」と、10月10日(土)〜11日(日)にコクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」で開催される「PASS THE BATON MARKET Vol.22」にも出店し、会場で販売します。入場方法などは各イベントの公式サイトで確認してください。

【商品概要】
商品名:絶品山頂飯(山頂カオマンガイ/山頂クラムチャウダー/山頂 骨まで食べられる鮭)
発売日:2026年10月1日
価格:山頂カオマンガイ1500円、山頂クラムチャウダー1500円、山頂 骨まで食べられる鮭1200円(いずれも税込)
内容量:山頂カオマンガイ=鶏肉180g/アルファ化米80g、山頂クラムチャウダー=クラムチャウダー220g/アルファ化米80g、山頂 骨まで食べられる鮭=鮭1切れ(60g程度)/アルファ化米80g
賞味期限:製造から6か月
保存方法:直射日光を避け、常温で保存
アレルゲン(特定原材料等):カオマンガイ=鶏肉・ごま・大豆、クラムチャウダー=乳成分、鮭=さけ
ブランド:ONE POT WONDER(アーケードトーキョー株式会社)

■ONE POT WONDER公式オンラインストア「絶品山頂飯」
https://onepotwonder.jp/pages/sancho-meshi