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もう地面には戻れない!? 浮遊感が病みつきになる「浮かぶテント」の魅力とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


キャンプといえば、「地面にテントを張って寝袋で眠る」というイメージを持っている人がほとんどのはず。しかし、キャンプ好きの間で今話題を集めているのが「浮かぶテント」の存在です。一体どのようなテントなのでしょうか?

楽しいだけじゃない! ハンモックテントのメリット

「浮かぶテント」とは、木と木の間に吊るすだけで設置できる「ハンモックテント」のこと。通常のハンモックに屋根部分がついたような見た目で、独特の浮遊感が病みつきになる人も少なくありません。宙に浮かびながら眺める空は、まるで自分だけの秘密基地にいるような感覚を味わえます。

ハンモックテントの最大の魅力は、地面の状況を気にせず設置できる点です。接地する必要がないため、ぬかるんだ地面や坂道など、通常のテントだと設営しにくい場所でも問題なし。一般的なテントと比べて軽量でコンパクトに収納できるので、持ち運びも容易です。

ハンモックテントの種類をチェック

ハンモックテントは、吊り下げる方法や固定する数の違いから、「1点式」「2点式」「3点式」の3タイプに分かれます。1点式は1カ所だけを吊り下げて固定するタイプで、ちょっとした休憩に最適。ただし、安定性が低いため宿泊用には向きません。

一方、2点式は2方向を木に固定するハンモックタイプのテント。宿泊が可能でコンパクトに収納できるので、ソロキャンパーに人気です。

2人以上で使用する場合は、3点式を選びましょう。こちらは名前の通り3方向から固定するタイプのテントで、スペースが広く確保できるため複数人で宿泊できます。しかし3点を固定する場所探しや設置方法が難しく、はじめてのキャンプでは設置の難易度が高い場合もあるので注意してください。