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隠す備蓄はもう古い! インテリアと命を守る機能が融合した「魅せる備蓄缶」で備える

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


近年、地震や豪雨などの自然災害が頻発する中で、防災対策の重要性はかつてないほど高まっています。しかし、多くの家庭やオフィスにおいて「防災バッグは格好が悪くて置き場に困る」「押し入れの奥にしまい込んで、いざという時に取り出せない」といった課題が放置されてきました。

こうした「備蓄の死角」を解消すべく、和歌山県みなべ町の梅干製造メーカー「永岡食品株式会社」が立ち上がりました。2025年5月23日に発売された「魅せる備蓄缶」は、防災用品をインテリアの一部として再定義する、今の時代に求められる新しいエマージェンシーキットです。

「格好悪い」を解決するデザインと日常に溶け込む2つのカラー

「魅せる備蓄缶」の最大の特徴は、一見するとお洒落なインテリアスツールにしか見えないその外観にあります。従来の防災バッグは、視認性を重視するあまり蛍光色や反射材が多用され、リビングやモダンなオフィスに置くには抵抗があるデザインが主流でした。

本製品は、堅牢なペール缶をベースにお部屋の雰囲気に合わせて選べる「お洒落グリーン」と「モダンブラック」の2色を展開。フタ部分にはクッションが装着されており、日常的には椅子として活用できます。玄関先やリビングに置いておくことで、災害発生時に「迷わず、すぐに」手に取ることができる、心理的・物理的な距離を縮めた設計となっています。

紀州の知恵が詰まった保存食「どんなときもウメとごはん®︎」

梅干のプロフェッショナルである永岡食品ならではのこだわりが、中に収納された食料に反映されています。特筆すべきは自社開発の「どんなときもウメとごはん®︎ ウメ缶」です。和歌山県産の最高級紀州南高梅とアルファー化米を組み合わせたこの缶詰は、5年間の長期保存が可能。

お湯で15分、水でも60分で調理が完了し、災害時の過酷な環境下で不足しがちな塩分の補給や、クエン酸による疲労回復を強力にサポートします。計9缶という充実したボリュームは、家族の命を繋ぐための確かな安心材料となります。

プロが厳選した「全20点の防災アイテム」がもたらす安心感

「魅せる備蓄缶」の中に詰まっているのは、食料だけではありません。長年アウトドア部門「OUTING DAYS」を運営し、現場の知恵を持つ同社が厳選した、実戦的な防災アイテム計20点が凝縮されています。インフラ断絶への備えとして、備蓄水、ランタンライトを用意。衛生と生活の維持するために、給水バッグ、簡易トイレ、アルミブランケットのほか、行動を支えるツールとして軍手、ホイッスル、多機能ツールなどを厳選。

これらのアイテムが、耐久性に優れたペール缶の中に整然と収納されています。ペール缶自体も、浸水や外部からの衝撃に強いため、中身の大切な物資を確実に保護してくれます。