「転ばぬ先の杖になる!」災害時の停電で偉大な救世主となる「キャンプ道具」と使用時の注意点とは

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  • 停電のイメージ
  • 登山用のヘッドライト
  • キッチンの換気扇
  • ソフトクーラーボックスと保冷剤
  • 保冷剤とクーラーボックス
  • クーラーボックスのハンドル
  • 小型のポータブル電源
  • 薄型のカセットコンロ
  • ソフトクーラーボックスの入れた飲料水
  • キャンプで灯したLEDランタン
  • キャンプで便利なウォータージャグ

地球温暖化の影響なのか、甚大な災害をもたらす台風による雨、風による被害。ここ数日、ニュースで報道されている通り、2023年7月28日に発生した台風6号は沖縄周辺をノロノロと停滞しながら、Uターンするような進路をとるなど、沖縄周辺に被害が広がり、沖縄県内では3万戸が停電。宜野湾市では断水が起こるなど、近年まれに見る被害をもたらしています。こうした災害の教訓を受け、水や食料などの備蓄はもちろん、備えあれば憂いなしの災害時にあると便利なキャンプ道具をまとめてみました。

災害に備えて充電しておきたい「ポータブル電源」

昨今では、キャンプ道具の一つとして注目される「ポータブル電源」。基本的にはAC100Vの電源がない車中泊シーンや電源サイトではないキャンプ場に持ち込むことで、スマホやタブレット、PCなどの充電や家電製品の使用など、あると便利なのがポータブル電源です。

小型のポータブル電源

このポータブル電源の魅力は、停電のなかでも電気を使えることです。もちろん台風の接近を知ったら、あらかじめ充電しておくことが大切で、フル充電しておけばバッテリー容量によっても異なりますが、2〜3日程度であれば十分に活用できる非常用電源として頼もしい存在となります。理想は1000Wh以上の容量を持つモデルであるとベストです。

停電で大活躍の「LEDランタン&ヘッドライト」

40〜50代以上の世代であれば、台風などの影響で停電が起こるとロウソクに火を灯して明かり代わりに使う習慣がありました。しかし、先日の沖縄を襲った台風では、停電のなかロウソクに火をつけて就寝していた高齢の女性が、失火による火災で亡くなるなど不幸な事故も起きています。

そこでキャンパーなら必ず所有しているLEDランタンが役に立ちます。ただし充電式のLEDランタンは充電ができなければ使い物にならないので、電池式のLEDランタンと乾電池をセットで保管しておくと良いでしょう。常日頃、登山を嗜んでいる人であればヘッドライトをお持ちかと思うので、真っ暗な自宅のなかを歩くときに活用することができます。このヘッドライトは頭部に装着して使えるので、両手が空くのもポイントです。

災害に備えて複数個揃えておくのもあり「ウォータージャグ」

停電が起こってもタンクを備える水栓トイレはそのまま使用できますが、断水になってしまうとトイレの水を流すことができません。そこで生活用水として、あらかじめお風呂に水を溜めておくことも大切です。

キャンプで便利なウォータージャグ

ただし、お風呂に溜めた水を飲料水として使うのは気が引けるという人は、100円ショップで手に入るウォータージャグを活用することをおすすめします。20L程度の容量があるので、必要にして十分ではありますが備えあれば憂いなし。一つだけでは心許ないので、2〜3個用意しておけば、なお安心です。

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