ソトラバ

自然の中で自分と向き合う時間にも…… 数日以上かけて踏破する“ロングトレイル”とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


アウトドアアクティビティの人気の高まりに伴って、ハイキングやトレッキングの一環で「トレイル」を歩く人も多くなっています。トレイルの中でも異色なのが、長距離を踏破する「ロングトレイル」。ロングトレイルには、他のアクティビティでは得られない魅力があります。アウトドア上級者を魅了するロングトレイルとは、一体どのようなものなのでしょうか。

“トレイル”と“ハイキング”の違い

ハイキングやトレッキングと似たようなものと思われがちのトレイルですが、そもそもトレイルとは歩くために作られた道やルートそのものを指す言葉です。ハイキングやトレッキングの一環でトレイルを歩く人も多く、「四国の遍路道」や「熊野古道」を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。

「ロングトレイル」は名前の通り、トレイルの中でもより長距離の歩道を指しますが、明確な基準はありません。ただし、踏破するのに1~2日程度ではなく数日以上かかることが特徴とされています。たとえば四国遍路道の場合は全長1200km、およそ40~50日かかるそう。

国が整備を進める「長距離自然歩道」

歩くことで、その土地の自然や文化、歴史などにより深く触れられるのが魅力のロングトレイル。日本のロングトレイルとして有名な「長距離自然歩道」は環境庁が計画し、国や各都道府県で整備を進めています。

1970年に第一号として東海自然歩道の整備が始まり、その後九州や中国地方など合計10本の自然歩道が整備されてきました。長距離自然歩道は全て1000km以上の長さで、現在整備中のものが完了すれば総延長28,000kmにもなる予定です。

国が整備を進めている「長距離自然歩道」の他にも、各地に自治体や民間が盛り上げる長短さまざまなロングトレイルが存在します。富士山を一周する全長約170kmの「富士山ロングトレイル」や、4市5町にまたがり世界遺産や日本遺産に出会える「広島湾岸トレイル」など、特色の異なるトレイルが各地にあります。