ソトラバ

朝起きたらギアがない! テント前に靴を置く心理戦や100均南京錠で防ぐキャンプ盗難対策術

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


日常を離れ、野外で心身ともにリラックスできるキャンプ。しかし気を付けたいのが、熊をはじめとした野生動物による被害。そして、もうひとつ楽しいキャンプを脅かす存在が人為的な盗難による被害です。せっかく揃えた思い入れのあるギアが被害に遭わないよう、キャンプ地での防犯対策について見直してみましょう。

愛用道具を車上荒らしから死守する徹底収納ワザ

すぐにできる基本的な対策は、貴重品やギアはきっちりと“しまっておく”ことです。テントを離れる際は貴重品を常に身に着けておき、持ち運べないギアなどは車の中に入れておくことが大切。車内が丸見えだと車上荒らしに遭う可能性があるため、目につかないトランクにしまうのが確実です。

キャンプでテントに放置すると盗難の危険があるものは、なるべく車内のトランクに収納しておく

サイトから車が遠くて車内にしまえない場合は、テント内に収納しましょう。入口はきっちり閉じ、施錠しておきます。100円ショップやホームセンターなどで手に入る南京錠でしっかりとロックをかけてください。鍵の紛失が心配な方や、ファミリーキャンプなど複数人いる時にはダイヤルロック式もおすすめです。暗証番号を共有して開け閉めができます。

無人時も在宅を演出して犯人を遠ざける防犯ブザー

外に出しっぱなしになるキャンプギアに役立つのがワイヤーロックです。長めのものを用意し、複数のギアに通して、木やテントの支柱など頑丈なものに固定します。狙われやすいチェアやテーブル、焚火台などをまとめて守ることができ安心です。また、ギアに防犯ブザーを取り付ける手も。ペグで固定しておけば、もしもの時にブザーが知らせてくれます。

常に“人がいる”と思わせるのも、大きな抑止力になります。無人になる時でもテントの前に靴を置いておく、ラジオや音楽を周りの迷惑にならない程度の音量で流しておく、ライトをつけっぱなしにしておくなど、簡単なことですがやっておいて損はないでしょう。

無人のテントでも、LEDランタンをつけっぱなしにしておくことで盗難の抑止力につながる

挨拶から始まる周囲との交流が作る安全な環境

人の動きを感知すると自動で点灯し、不審者を驚かせることで盗難を未然に防止するセンサーライト。とくに被害の増える夜間に頼りたいアイテムです。

最近は防犯カメラの小型化・多機能化が進んでおり、“もしも”に備えてテント近くに設置しているキャンパーも。不審者はカメラを目にすれば近寄れません。万が一被害に遭った時も、犯人追跡の重要な証拠となります。

木に取り付けた防犯カメラのイメージ

最後に、対策グッズと同じくらい重要なのが周囲とのコミュニケーションです。近隣のキャンパーにはしっかりと挨拶をして顔を覚えておいてもらいましょう。挨拶や声掛けは地域防犯の基本とされていますが、キャンプ場でも同じことです。適度な交流を持つことで、その場全体の防犯意識が高まり、安全な環境を作ることができます。

開放感を味わいたいキャンプで、あまりに対策をしすぎるとかえって息がつまってしまうかもしれません。しかし楽しいキャンプが台無しにならないよう、負担のない対策からぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。