ソトラバ

水温12度の絶景へ! 毎秒1.5トンの湧水で涼む「白糸の滝」癒やし散策と「滝上コーヒー」

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


富士山の雪解けが進み、スッキリとしたシルエットの夏富士の黒い姿がみられる季節です。梅雨の合間の晴れた日に訪れたいのが富士山麓にある天下の名瀑「白糸の滝」と「音止の滝」です。

馬蹄状の絶壁と豪快な轟音が織りなす二大名瀑

新緑が眩いなか、富士山の雪解け水が大小数百の滝となって絶壁から湧き出す「白糸の滝(しらいとのたき)」。世界遺産の構成資産にも登録されているこの滝は、高さ20メートル。馬のひづめに似たカタチの幅150メートルの絶壁から幾筋もの白い艶やかな糸を放つかのように見える美しい絶景です。

白糸の滝すぐ隣にはもう一つ、音止の滝という名瀑があります。白糸の滝と隣り合わせにあって、落差約25メートルと白糸の滝よりも5メートル高く、芝川の本流から轟音を響かせて流れ落ちるさまは迫力満点です。

マイナスイオン満ちる滝まわりは真夏も別天地

近頃は強い日差しに照らされて暑さも日に日に増してきましたが、滝の周りはひんやりと涼しく、たくさんのマイナスイオンが発生しています。そばにいると自然とリラックスしてきて癒されること間違いなしです。

調べてみると白糸の滝は年間を通じて水温12度と涼しく、毎秒1.5トンの湧水が流れ出ています。この豊かな湧水が、古くから人々をこの地へと引き寄せてきた理由のひとつでもあるようです。

長谷川角行ゆかりの地に残る富士講巡礼の歴史

古くは富士講信者を中心に、人々の巡礼・修行の場でもあったのだとか。戦国時代末から江戸時代初期には、富士講の開祖とされる長谷川角行がこの地で水行を行ったと伝えられています。今も周辺には当時をしのばせる石碑が残されています。

綺麗に整備された観光スポットとなった現在も、信仰と修行の歴史が積み重なった場所であることを知ると、昔々のヒストリーを思い浮かべながらの散策がより味わい深いものになります。

春バラから秋のコスモスまで楽しめる白糸自然公園

散策の足を少し延ばせば、白糸自然公園も見逃せません。白糸の滝の西側に位置していて、晴れていれば富士山と駿河湾も一望できる写真映えする公園です。春はミツマタ、菜の花、5月中旬から6月中旬は春バラ。夏は百日草にひまわり。秋はコスモス、イチョウと、四季を通して花々と紅葉も楽しめます。梅雨の時期なら春バラの終盤と初夏の花が重なるタイミングで、滝とセットで訪れるのにちょうどよい季節です。

日本で唯一、滝を眺めながら味わう自家焙煎の一杯

散策でちょっと疲れたら、音止の滝の上にある自家焙煎ミフジヤコーヒーで休憩がオススメです。「日本で唯一滝の真上からコーヒーが飲める自家焙煎珈琲屋」と謳われるように、コーヒーを飲みながら滝の音も楽しめます。お庭からは滝が流れ落ちるポイントも見えます。轟音を間近に感じながら飲む一杯は、ここでしか体験できない特別なひとときです。

梅雨の晴れ間に、白糸の滝と音止の滝、白糸自然公園のプチハイクに出かけてみてはいかがでしょうか。

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◆アクセス
白糸の滝へのアクセスは東名高速道路の富士ICまたは新東名高速道路の新富士ICから車で約30分です。電車とバスでは、JR富士宮駅から富士急静岡バスで約30分です。駐車場は普通車500円で約200台収容。営業時間は8時30分から17時です。

◆白糸の滝
https://www.city.fujinomiya.lg.jp/1025200000/p001794.html(富士宮市)
https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/(富士宮市観光協会)