アウトドアのプロが伝授! 愛車を傷つけないキャンプ道具の「パッキング術」はこんなにも簡単だった

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意外な落とし穴はタイダウンベルトの屋根打ち

意外とありがちなのがルーフキャリアに荷物を積むとき、タイダウンベルトの端が風に煽られてしまい、バタバタとルーフを叩いてしまうことです。タイダウンベルトの端はしっかり縛って纏めておき、風で暴れないようにしておきましょう。

                      

コンテナボックスの固定

                                

また荷物の載せ降ろしのときには、積み込むギア類をボディに立てかけないこと。ランタンポールやチェア、釣竿、自転車などを立てかけると、風や振動で倒れてしまいボディを傷付けてしまいます。神経質に思うかもしれませんが、クルマに荷物を立てかけるのは危険な行為であることを覚えておきましょう。

                                                        

未舗装路を走ることがあるので走行は慎重に!

最後にキャンプ場内を走行するときの注意点について。自然のフィールドを整地してつくられたキャンプ場は、オフロードというほど険しい道ではありませんが、未舗装の場合もあるので速度をしっかり落として走行すること。

もちろんキャンプ場内は徐行がマナーですので、段差などでアンダーボディを打ちつけないように慎重に走行してください。また、切り株や地面に埋まった岩などにも注意し、見えづらいときには同乗者に誘導してもらいましょう。

                     

不整地を走るSUV

            

繁茂期には茂った笹や枝でルーフやボディを「キーーーーッ」と擦ってしまうこともあり、意外と深い傷を負ってしまいます。草や葉っぱだから大丈夫と軽く考えるのは危険で、とくに背の高いワンボックスやSUVは天井の高さにも気を配り、ルーフを枝などで擦らないように注意することが大切です。

自然豊かなキャンプ場やサイトへの道のりは数多くの危険が隠れています。まずは荷物の出し入れを慎重に行い、走行中は荷物が崩れないようにしっかりと固定すること。内装を痛めないようにシートやラグで保護して、荒れた路面や草が繁茂する場所ではボディを傷つけないように注意を払いましょう。

大切なクルマを傷付けてしまえばせっかくの楽しいキャンプをブルーな気持ちで過ごすことにもなりかねません。当たり前のことかもしれませんが「丁寧に、そして慎重に行動すること」が愛車を傷から守る唯一の方法なのです。

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