夏山シーズンを先取り! 色彩豊かな花を愛でる「朝ドラ」で話題の植物学の父になる入笠山ハイク

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  • 山野草公園からの南アルプスの山並み
  • 台湾朝食のシェントウジャン
  • 台湾屋台風の肉野菜炒め
  • バラ焼豚と穂先メンマのルーロー飯
  • 黒蜜たっぷりの旨味スイーツ アップルマンゴーの豆花
  • 富士見パノラマスキー場の山麓駅
  • バラ科サクラ属のヤマザクラ
  • ツツジ科ツツジ属のカラムラサキツツジ
  • 東洋ランとして知られる寒蘭
  • ユリ科に属するムラサキエンレイソウ
  • ラン科ハクサンチドリ属のオノエラン
  • ユリ科カタクリ属のカタクリ
  • 入笠湿原への入口
  • 入笠湿原のハイキングコース
  • 多年草の水芭蕉
  • バラ科キジムシロ属のミツバチチグリ
  • 入笠山頂の標識
  • 高山植物を愛でることができる入笠山

夏山シーズンが近づいてきました。高原に咲く花々がスポットライトを浴びるシーズンです。白い可憐な花が出迎え、ハイシーズンは黄色や赤系、青系と彩りはさまざまに。初夏のハイクは花の名所・長野県の入笠山がオススメ。朝ドラ「らんまん」で話題の山と草花を愛した牧野富太郎先生を偲ぶ。

冬期は富士見パノラマスキー場としてお馴染みの入笠山

入笠山の標高は1955m。グリーンシーズンにはお花畑と湿原が広がる花の名所。じつはスノーシーズンは富士見パノラマスキー場としてスノーアクティビティ派に知られる山なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

入笠山駐車場は最大2000台収容可能。ゴンドラ乗車切符売り場でチケットを購入し、山麓駅ゲートから入山。さすがスノーアクティビティで知られる山だけに、トイレはすべて水洗で駐車場から山頂駅までに数ヵ所設置されているので、女性ハイカーも安心です。

山頂駅を下車すると、すぐに山野草公園が広がります。新緑の季節では、まだ本格開花にはいささか早かったようで取材当日ではヤマザクラ、カタクリ、ツバメオモトなどを散見することができました。またイチヨウラン(一葉蘭)という希少種にも出会えました。

遊歩道に従い林道をまたぎ、鹿柵ゲートをくぐり入笠湿原へ

湿原内は木道が敷かれているのでスニーカーでも気楽に花散策が可能だと思います。幸いにしてミズバショウの開花に間に合いました。愛らしい黄色いミツバツチグリが最盛期のようで黄色い絨毯を広げています。湿原を花散策でノンビリと過ごし、入笠山登山口からいざ山頂へ。湿原からは1時間弱の行程です。

山頂は360度のパノラマ。登山道から上がって左手に南アルプス・甲斐駒ケ岳の雄々しい山頂が迫ります。右手には南アルプスの女王・仙丈ケ岳。いずれもまだ山頂は冠雪。振り返れば春霞にうっすらですが八ヶ岳連峰が視界に飛び込んできます。山頂標識にタッチして、登山口近くにあったベンチで山飯ランチ。メニューは別項にて。

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