はじめての「登山靴」購入! 失敗しないための「チェックポイント」3つ

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靴でもGORE•TEXの防水はマスト!

3つ目のポイントは防水性です。変わりやすい山の天気による降雨や、数日前の大雨後で登山道が泥濘路になってしまったり、渡渉すべき小さな沢の水量が思いの外多い時など、100%安全・イージーな登山道コンディションが約束されないのが登山です。

関東で人気の登山コースを誇る丹沢山系などでは、代表的登山ルート上に沢渡渉を避けることができないポイントが多々あり、水被りの覚悟は必要です。

防水仕様のウェアといえばGORE•TEXが有名ですが、フットギアでもGORE•TEX素材は一大勢力です。最近では各ブランドで独自の防水モデルをラインアップしていますのでGORE•TEXにこだわらず、柔軟にシューズデザインやカラーなどにも注目して満足度を高めてください。

ゴア・テックスのタグ

たとえGORE•TEXだからと言って、完全冠水して内側への浸水はNGです。OMNI-TECHはコロンビア・シューズ独自の防水機能で、FUTURELIGHTは人気のザ・ノース・フェイス独自の防水防湿素材

インナーソールって必要なの?

 インナーソール、またはインソールとは靴の中敷のことですが、足底のアーチ形状をキープする機能部品としよく見かける話題ですね。登山では長時間の歩行が求められることもあり、足のコンディション維持のためにも検討すべきアイテムとして注目されています。

 ソトラバスタッフも2足のトレッキングシューズにインナーソールを純正の中敷から変更しています。もともと足を攣りやすい体質で、「水分」の摂り方も含め対処法としてインナーソールを替えたのですが、足底のアーチ形状をサポートしてくれることで疲労感は減少し、攣ることも大幅に改善しているようです。個人の感覚的要素が強い機能部品なので、購入時でなくとも購入後の検討としても問題ないかと思います。

インナーソール

結論から言うと、登山を始める人にはミッドカット・LEGOブロック・柔らかめソールで試し履きしてみることをお勧めします。登山専門店なら、靴売り場に必ずテスト斜面を用意しているはずなので、ブロック形状でその安定感の違いを体感できると思います。

同時に足首への負荷のかかり具合も確認できるので、1万円台後半から2万円台とコストハイな靴選びで納得の1足を選ぶ最短ルートです。なお本格登山をお考えなら登山専門店でアドバイスを受けながら選ぶことをオススメします。

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