産地直〝食〟なソトごはん vol.03 伝統を守る老舗の山田名物「磯どんぶりの素&ご当地総菜&一夜干し」【岩手・山田町】

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  • いかの一夜干し
  • いか徳利で晩酌
  • スルメイカを裁く
  • 海鮮丼がすぐにできる磯どんぶりの素
  • 磯どんぶりの素を使った海鮮ドリア
  • サバの一夜干し

 

保存料や化学調味料など不使用の天然出汁が味の基本

生産者の現場取材&現地で実食シリーズ、産地直〝食〟なソトごはん。今回は、岩手県の山田町名物「いか徳利」で知られる木村商店で人気の水産加工品をご紹介します。

 

 

前回ご紹介した、木村商店の看板商品「いか徳利」に使われるスルメイカは、腑(ワタ)を立派に蓄えた秋イカを使います。「いか徳利」は胴体しか使わないのになぜ? そこに木村商店の社長・木村トシさん(78)のこだわりがあります。

「私は子供のころから体が弱かったんです。結婚後に野菜作りを始め、手作りの食べ物にこだわったことで健康を取り戻しました。ですから、当社の商品は保存料や化学調味料、着色料などは不使用。なるべく外国産の材料を使わずに、顔の見える産地のものを仕入れ、安心安全な商品を昔ながらの方法で手作りしています。50種類以上の水産加工品を作っていますが、その味の基本が自慢の出汁です。イカのゲソ、日高昆布、さば節を使った天然出汁が、さまざまな商品の優しい味の決め手です」(木村社長)

 

 

素材の旨味を最大限に引き出した人気商品

人気商品のひとつは、解凍してご飯の上にのせるだけで海鮮丼がすぐにできる「磯どんぶりの素」。2日間かけてとった魚介ベースの天然出汁で味付けをしたメカブと、新鮮な魚介が一度に味わえる豪華な一品です。

種類はホタテ、ホヤ、サーモン、アワビ&イクラ、ウニ&イクラの5種類。サーモンやアワビなどの刺身はひとつ一つ丁寧に手切りで仕上げるなど、手作りのおいしさにこだわった自信作。そのまま食べても、贈答用にも人気のある商品です。

 

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