二の足を踏むべからず! 正しい使い方で使い倒したいキャンプストーブの魅力とは

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携行性を除けば利便性◎の石油ストーブ

持ち運ぶのに多少の不便さはあるものの、オートキャンプでもっとも頼りになるのが石油ストーブということになります。石油ストーブは火力も強く、ガソリンスタンドで入手できる灯油を燃料としているので、入手の手軽さと燃料コストが安いのも大きな魅力。

テント内でも手軽に使える石油ストーブですが、火傷に注意するのはもちろん、一酸化炭素中毒にならないようにしっかり換気を行うことが大切です。そして化学繊維でできているテント生地に、ダメージを与えない距離を保つことを忘れないでください。

キャンプストーブは石油ストーブがおすすめ

キャンプでは、石油ストーブが最適なことをご理解いただけたかと思いますが、石油ストーブにも色々なタイプがあります。一般的な家庭で使われている箱型ストーブ(反射型)をアウトドアで使っても問題ないのですが、箱型ストーブのデメリットは反射板が正面方向を向いているため、裏側には熱が放出されません。

そう考えるとキャンプでは対流型と呼ばれる筒型のストーブがおすすめです。対流式ストーブをテントの中心に置けば360°に熱を放出してくれます。メーカーとしては信頼性の高いトヨトミやコロナの人気が高く、雰囲気を楽しみたいマニアからはアラジンの人気も高いと言えます。小窓から見える炎のゆらぎが照明のひとつになるため、とくにアラジンの青い炎は独特の雰囲気を醸し出してくれます。

アラジンストーブの青い炎

気になる燃焼時間は7~10時間程度のストーブが多く、購入する場合にはデザインだけでなく燃焼時間もしっかりと確認するようにしましょう。また、カートリッジ式の燃料タンクが主流の箱型(反射型)とは違い、対流型は本体自体に燃料を注ぐタイプが多く、給油の際にはしっかり火を消し、テントの外に本体を運び出してから給油すること。火事や事故を防ぐためにも火が着いたままテント内での給油は厳禁です。                

気温が下がる秋から冬のキャンプで石油ストーブは強い味方になります。寒さに震える修行のようなキャンプから解放され、暖かなテントでのんびりと過ごす時間は珠玉のひと時になること受けあいです。

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