ナメた足元は「ザレザレ地獄」確実! 「異世界感」強め「宝永山攻め」で富士を眺める

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好天なら青空・剣ヶ峰・駿河湾が一望できる

馬の背手前の分岐点を右に進みました。この分岐点から右のルートは比較的足もとがしっかりして、それまでの登りよりは楽に感じられます。そして稜線。視線の先には御殿場ルートの名物・大砂走りが見えます。右手先端に宝永山山頂標識。その先に広がる雲海。標高2693mです。

晴れていれば群青の駿河湾。後ろを見やれば富士山頂。視界左手に見える尖ったところが剣ヶ峰でしょうか。それにしても第一火口の大きさと迫力、そして穏やかさとは対極の赤銅色の山容に、富士山の別の顔を見た思いがします。

宝永山山頂から望む富士山

下山は馬の背標識から下ります。やはり、登りは馬の背の手前を右のルートが楽だと思いました。下山では第一火口縁を右手の六号目に向かいます。

山小屋脇にある山頂に続く登山口はもちろん閉鎖されていました。宝永山遊歩道も程なく閉鎖を迎え、ようやく2023年の富士山は喧騒から解放され白い世界に染まります。

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