モラルの崩壊が「車中泊文化」を滅ぼす? マナー違反の温床になる自分勝手な理屈とは

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  • 星空の下の車中泊
  • 夜のパーキングエリア
  • 夕暮れのサービスエリア
  • 道の駅に駐めたキャンピングカー
  • 北海道の流氷街道網走オホーツク
  • 宮崎県の道の駅フェニックス
  • 山梨県のRVみなみ清里

北海道や長野などの一部地域では山が色づきはじめるのが遅れましたが、いよいよ本格的な紅葉シーズンを迎えました。春夏秋冬、四季折々の景色を愛でることができる日本ですが、なかでも紅葉シーズンは、日本らしさを最も感じられる季節と言えるかもしれません。

道の駅は原則、車中泊禁止

そんななか、近年のキャンピングカーブームで車中泊のマナーが問題視されています。車中泊がブームになる前は、道の駅での車中泊がとがめられることはありませんでしたが、車中泊利用する人が増えたことで、長期間の滞在やキャンプ利用するキャンパーが顕在化。それまで何となく許されていた道の駅での車中泊に対する風当たりが強いものになってしまいました。

ちなみに、道の駅を管理する国交省の見解は、『道の駅は休憩施設であって、宿泊目的の行為はご遠慮いただいてます』というもの。北海道のいくつかの道の駅では、キャンピングカーサイトを用意している施設や宿泊利用OKとしている施設もあります。しかし、多くの道の駅では宿泊行為を禁止していることを知っておきましょう。

車中泊が嫌われる理由とは?

空前のキャンプブームで、数多くのキャンパーがアウトドアレジャーを楽しむようになりました。それ自体は決して悪いことではありませんが、キャンプ人口が増えたことで決して多くないにしても、マナーがなっていないキャンパーが悪目立ちしているのも事実です。

同様に、車中泊ブームによって、道の駅や高速道路のサービスエリアでの長期滞在や、道の駅でテーブルや椅子を出してキャンプ行為に及ぶなど、ほかの利用者への配慮が足りない行為が散見されます。そうなると、どうしてもマナー違反者に対する風当たりが強くなるのは仕方ありません。

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