姫乃たまの「おそとで生きるもん!」 vol.17 東京からのドライブにもぴったり! 真鶴半島の自然を味わう「森林浴ハイキング&海辺散策」

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こんにちは、姫乃たまです。伊東から東京に帰る途中で、真鶴にやって来ました。

伊東に行くならハ・ト・ヤ!!!!

すでに公開されている今夏の記事はご覧いただけましたでしょうか?

伊東でイルカと泳いだり、海辺でバーベキューしたり、花火したり、シュノーケリングしたり、とても楽しそうでしたね。

しかし、ひとつひとつは楽しそうでも、実際には撮影と取材のためにかなり無理なスケジュールで遊び尽くしているので、すでにくたくたです。

そして旅の終わりにMちゃんが案内してくれたのが、ここ真鶴にある「お林展望公園」となっております。

真鶴は都心からクルマで1時間半ほどで行ける、神奈川県南西部の小さな半島です。ここには樹齢350年以上のマツやシイ、クスノキなどの巨木が生い茂り、数百種類の植物と野鳥が生息する原生林があるのだそう。遊歩道も整備されているので、森あり海ありのコースを2時間ほどで回れるのだとか。

散策と聞いてきたけれど……。  

ゆったり森林浴ハイキング……のはずが?

クルマで山道を登って、お林展望公園駐車場にクルマを停めました。えっ、どこがお林展望公園ですか?

ちょっとした公園を想像していたので、山道を登っている段階で疑問だったのですが、なんとこの公園は観光テーマパーク「真鶴サボテンランド」の跡地を整備した広場らしく、とても広大なのです。

駐車場からちょっと見渡しただけでは全貌が把握できません。どうやら名前の通り展望台があるほか、ゴルフ場にバーベキュー場まで併設しているそうです。それは広いはずだわ。

今回ここへ来たのは、お林展望公園にあるお林遊歩道を通って、真鶴半島の先端に位置する三ツ石海岸までを散策するため。中川一政美術館の横にある入り口から、さっそくお林遊歩道に入っていきます。

この日は真夏日でしたが、木陰は少しだけ涼しいです。少しだけ。そして蝉の声がよく聞こえます。

あまりの暑さに考えないようにしていましたが、広大な公園だけあって、遊歩道も長い。どうしよう、立ってるだけで汗だくなのですが。

とはいえ、片道1.3kmほどなので、往復したらちょうどいい散策になりそうです。

いきなり土と木でできた階段を登り、その後へつづく道を歩いていると気がつきました。これは散策じゃない。トレッキングだ……。

ちょっとした公園だと思ってワンピースとサンダルでやって来た私、完敗。

しかも生い茂る木々のおかげで涼しいかと思いきや、植物たちが熱い息で呼吸しているかのように、独特の蒸し暑さがあります。歩けども歩けども、人とすれ違いません。なるほど、さては真夏に来る場所じゃないな……?

でも、この記事が公開される秋には、ちょうどハイキング日和になっていることでしょう。

土と植物に足を取られないように気をつけながら、上を向いて歩いてゆきます。一歩踏み出すごとに、目に映る木々の様子が変わって、顔に落ちてくる木陰の形がちらちらと変わります。

暑いけど、森の中は空気がおいしいですね。

途中で大きなきのこを見つけました。

案内役のMちゃんもバテています。暑すぎてふたりで意味もなく笑いながらきのこを撮影をしました。

汗だくの中で見つけた一軒のオアシス

お林遊歩道を抜ける頃には、汗をかきすぎて完全に溶けていました。もはやふたりとも無言です。

ようやくコンクリートの道に出ると、なんと喫茶店の看板があるじゃありませんか! オアシス!!!!

営業していたのは「カフェ真鶴見晴し台」です。あああ、冷たい飲み物がある……。

カフェ真鶴見晴し台は真鶴の海を一望できるのが特徴のカフェで、絶景が堪能できるテラス席もありますが、今日は誰も座っていません。

お店のお姉さんに聞くと、あまりに暑くて熱中症になる人がいるから、最近は使用中止にしているとのこと。やっぱりめちゃくちゃ暑いんじゃん!! よく遊歩道歩いたよ、私たち!

お姉さんは真鶴愛に溢れていて、帰り際にも真鶴の魅力をいろいろと教えてくれました。中でも一押ししていたのが、真鶴の岩牡蠣「鶴宝」です。4月下旬から7月頃が旬とのことで、その頃にまた遊びに来てねと声をかけてくれました。こういう出会いがあると旅が一気に楽しくなります。


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