冬山でもダウンいらず?  NASAで生まれた極薄&超軽量の断熱材を採用した史上最強のハードシェル

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  • OROSのイミックスジャケット
  • OROSのエンデバーパンツ
  • NASAの技術で開発されたエアロゲル
  • OROSのボヤパンツ
  • イミックスのスリーピングバッグ

11月末に東京ビッグサイトでテーマパーク・アウトドア・レジャー産業総合展の「レジャー&アウトドアジャパン2023」が開催されました。業界団体の商談会イベントで注目のアウトドアアイテムをピックアップ。2023〜2024冬山をはじめとするアウトドアレジャーで、一躍主役に踊り出しそうなのが「イミックス」のジャケット&パンツ。マイナス40度まで対応するアウターです。

宇宙服素材ウェアのパイオニアが手がける最強アウター

米国オレゴン州ポートランドに拠点を置くOROS。トレンドのアンテナの鋭いアウトドアファンの間では、すでに認知されているスノーアクティビティ・ブランドです。NASAの技術であるエアロゲルを使用した断熱材(米国特許取得)のSOLARCOREを採用した防寒・防水ウェアをリリースし、その防寒性能は氷点下マイナス40度の環境においても常時体温を保持することで地球上で最も優れた断熱材として知られています。その実力の一端は南極探検隊メンバーが、マイナス34度で活動して「少し暑いくらい」と絶賛したことで世界中に伝わりました。

断熱材の厚さはわずか2mmのマジック

冬山や、冬キャンで欠かせないアウターといえばダウンジャケットがその筆頭ですが、ダウンのメリットは軽量で保温効果が高い点にあります。ただ、膨らんだウエアは動きの軽快さとは少し距離を置きますし、冬山登山では収納の際にリュックの限られたスペースを占有してしまいます。

NASAの技術で開発されたエアロゲル

そもそも断熱には空気の層が必要です。それは空気の熱伝導率の低さという特性が起因しているのですが、そのためにウエア内に多くの空気を閉じ込めるほどより暖かくなるという仕組みです。フェザーダウンジャケットはもちろん、最近のメインストリームでもある合成繊維のダウンジャケットでも膨らんでいるのはそのためです。ダウンフェザーの間に空気の層を作ることで熱を逃がさず、寒さを防いでいるワケです。

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