災害時の拠点として期待が膨らむ! キャラバンベースの「Disaster Support Mobile-Hub」の中身が凄い

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  • 日産のDisaster Support Mobile-Hub
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2023年の東京オートサロンで発表された「Powered Base For PRO(以下:パワード・ベース)」を覚えている方も少なくはないでしょう。日産のBEVであるリーフのリサイクルバッテリーを使い、JVCケンウッド、フォーアールエナジー(日産と住友商事が出資)の3社でポータブル電源を共同開発。発売前のこれら4個、さらにソーラーパネルを備えることでエンジンを使わずにパソコンや電子レンジ、夏場は空調を効かせることで作業現場でもCO2を排出することなく、快適に過ごせるキャラバンベースのモデルがお披露目されました。

1年の歳月を経て大幅に進化

それから一年、パワード・ベースの可能性を信じた日産のスタッフが開発したのは「Disaster Support Mobile-Hub(以下:モバイル・ハブ)」で、2023年9月に発売された「ポータブルバッテリー from LEAF(以下:ポタ電リーフ)」を17個搭載。10kWが使えるためスマホの充電などに加えて、衛星通信システムのスターリンクも備わります。一度に200台以上繋ぐことができる性能を有し、電源と電波、二つの問題を解決。

日産のDisaster Support Mobile-Hub

それを支えるのが昨年モデル同様のソーラーパネルで、ルーフ部に3枚、ルーフトップを後部にスライドさせるとそこへ3枚、右側クォーターウィンドウ部の1枚を合わせた計7枚のパネルを搭載することで発電量を確保。昨年はワーキング(&リラックス)スペースだった部分をAEDやポット、電子レンジを備えたベッドとしたほか、赤ちゃんの授乳などに使える防音個室なども追加。万が一災害が発生した際、いち早く現場に駆けつけて、被害状況の確認に時間を要するなかでの災害拠点として、働く基地に仕立てられています。

これらの個室には、パワー・ベースのように高性能な空調こそは備わりませんが、ガスボンベを使ったヒーターや水を使う冷風機などがあれば、少なくとも極寒や酷暑は回避できるようになるはずです。その他、コンセント付きのガスコンロやろ過機能付きの簡易水道も備わり、災害現場では心強い存在になってくれるはずです。

災害発生から数日間、貴重な時間と安心を確保

じつは日産がリーフのバッテリーリサイクルを決めた数年前から試行錯誤を繰り返しており、先に紹介した3社の連携で可能性を追求。今回のモバイル・ハブも、「備え・防災アドバイザー」の高荷智也さん監修のもと製作されており、とにかく災害から数日間の貴重な時間と安心を確保するためのモデルとして作られました。

ちなみに昨年のパワード・ベースにはなかったステッカーが輝く「ポタ電リーフ(ポータブルバッテリー from LEAF)」は、発売中のどのモデルでも、いつどの車両のどんなバッテリーを検査してどんな数値でいつ作られたのかまでを完全に追跡でき、万が一のトラブルの際に同じ症状が起こらないような体制が続いており、現在も3社の連携は良好です。

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