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愛犬との登山はどう歩く?熊に怯えながら絶景「オハイブルー」を目指すスリリング車中泊

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


ペットとの旅行に敷居の高さを感じる方は少なくないはず。車中泊をしながら犬のタナ、猫のりん・すずと共に日本全国を巡るYouTubeチャンネル『わんずと車中泊』では、三重県にある秘境を目指して愛犬と登山に挑む、「【三重県 車中泊旅】熊に怯えながら登山した先で見たもの」という動画を公開。スリリングかつ心温まる旅の様子を紹介しています。

熊の出没情報に緊張を走らせながらも、頼もしい愛犬タナの先導で険しい山道を乗り越え、エメラルドグリーンに輝く「オハイブルー」の絶景に出会う感動の結末は必見です。ペット連れで登山するときの歩き方のコツやコミュニケーションの取り方など、愛犬家のアウトドア好きにとって有益な情報が詰まっています。

タナと入山する尾鷲市九鬼の駐車場は間もなく予約有料制に

今回の旅は、三重県尾鷲市九鬼からスタート。知る人ぞ知る絶景スポット「オハイブルー」を目指して、タナと一緒に登山します。

オハイブルーとは、九鬼にあるリアス式海岸の断崖絶壁から見える海が、エメラルドグリーンに輝く様子から名付けられた呼称です。周辺の漁港や街並みの美しさも相まって近年人気が上昇しており、登山口にあたる九鬼観光駐車場が2026年6月1日より予約制の有料駐車場に変更されるほどです。

以前周辺を訪れた際は立ち寄れなかったため、今回は待望のリベンジでもあります。登山口の駐車場に車を停めたらいざ入山。りん・すず二匹の猫は車でお留守番です。

オハイブルーを見るため登山口の九鬼観光駐車場に到着した「わんずと車中泊」

登山ルート周辺では熊の目撃情報もあるため、熊鈴と熊除けのスプレーを持参します。漁港を抜けて路地裏を進み、曲がり角ではタナがしっかりと道案内。風情ある九鬼の街並みを眺めながら、登山道に入りました。

不安げな相棒を落ち着かせ恐怖の岩場は飼い主が手本を示す

先頭に立つのは犬のタナ。湧き水を見つけてガブガブ飲んだタナは、楽しそうにどんどん山道を登っていきます。山道を抜けた先に現れた「猪垣(ししがき)」の先には、原生林が広がっていました。

ただ、歩みを進めるうちに周囲に登山客がいない事実に気づきます。人影のない状況下では、やはり熊との遭遇が危惧されます。タナも急にソワソワし始めますが、不安げなタナを落ち着かせながら先を急ぎました。

途中には橋や梯子もありますが、経験豊富なタナは怯みません。平気で通り抜けて、川では嬉しそうに水浴びをしてクールダウン。前方の海を望むポイントで写真を撮りました。

ずっと人気のない山道を歩いてきましたが、しばらく進むと、ようやく他の登山客に遭遇。そして、ついに「オハイブルー」の美しい光景を目の当たりにします。急な岩場を下り、近くにいた方に写真を撮ってもらうことにしました。

しかし、問題発生。撮影スポットは岩の割れ目の先にあり、タナは恐怖で逃げ出してしまいます。そこで飼い主が自らお手本を見せると、タナも理解して難なくジャンプ。無事に記念撮影することができました。

オハイブルーの撮影スポットで愛犬タナと写真に納まる「わんずと車中泊」

急斜面を安全に下るコツを実践し和歌山県で貸切風呂に憩う

帰りは山側ルートから。野生動物の気配に慌てるタナを落ち着かせ、絶景を眺めながら山を下ります。ちなみに、犬は急斜面を見ると勢いに任せて一気に下りやすいため、声をかけて待たせながら少しずつ進むとよいそうです。

無事に下山を完了し、車で待つりん・すずと合流。和歌山県串本町まで移動し、素敵な雰囲気の貸切風呂でのんびりした後は夕食の時間です。タナ・りん・すずにはクジラのソテーを用意。3匹が美味しそうに食べる様子を見て、安心しながら夕食を楽しみました。

オハイブルーのあとに和歌山県串本町で夕食

視聴者からは「タナちゃんも頼もしくなりましたね」「タナちゃんがお供なら心強いです」「みんな一緒に旅ができて幸せですね」といったコメントが届いています。

動画本編には、段差や絶壁におびえる犬とのコミュニケーションの取り方や歩き方など、ペットと一緒に山歩きしたいと考えている方にとって参考になるシーンが豊富に収められています。オハイブルーや九鬼の美しい風景と併せて、愛犬との絆が深まる旅の様子をぜひチェックしてみてください。

【出典】
『わんずと車中泊』
https://www.youtube.com/@wans