2025年6月30日には夏越大祓式が開かれる日本三大弁財天を奉る江島神社は、トンボロでも話題の神奈川県藤沢市江の島にあります。江島神社にお参りしながら見頃を迎えた紫陽花と江の島から見える絶景を楽しんできました。
瑞心門から辺津宮と中津宮、亀ヶ岡公園へも紫陽花回遊
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)を祀る辺津宮、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀る中津宮、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀る奥津宮の三社からなるのが江島神社です。
潮が引き陸続きになる不思議なトンボロは、4、5、6、7、8月に現れる可能性が高いとか。トンボロ=陸が繋がる砂洲です。トンボロってイタリア語なのですね。
普段は陸地が繋がっていないので江の島弁天橋を渡って江の島へ向かいます。江の島弁財天仲見世通りを抜けると龍宮城を模した楼門、瑞心門(ずいしんもん)がお出迎えしてくれます。門の脇にも紫陽花が咲いていて写真撮影ポイントです。

辺津宮(へつみや)でお参りして中津宮へ向かう途中にある中津宮広場も紫陽花が見頃です。中津宮へ向かう途中の階段脇にある紫陽花越しに江の島ヨットハーバーと七里ヶ浜の海岸線が見下ろせる場所も絶景ポイントです。


サムエル・コッキング苑の反対側、亀ヶ丘公園の奥にある太平洋展望台にも紫陽花が咲いていました。


イタリア式食堂キャンティCAFE江の島店の横上にある展望台からは相模湾の海原が一望できます。絶景と紫陽花が楽しめる密かに隠れた名所でした。

奥津宮と隣の龍宮は紫陽花の株も多くてあざやかな色あいの紫陽花が楽しめます。


心洗われる琴の音色が響く水琴窟で紫陽花に魅了される
密やか紫陽花ポイントのもうひとつは中津宮の横にある水琴窟です。

水琴窟は日本庭園の装飾のひとつで、地中に埋められた水瓶に水を垂らすと琴の音色にも似た涼しげで、心洗われる妙音が楽しめます。


水琴窟近くにも紫陽花がひっそりと咲いていました。ちょっと日差しの強い猛暑日でしたが、紫陽花と水琴窟、ともに涼しく味わい深い場所でした。


他にも江の島島内には紫陽花の他に隠れたひっそりポイントがあると思います。今週末、江の島と紫陽花を楽しむ小さな旅を計画してみてはいかがでしょうか。
