秋のアウトドアレジャーといえばBBQ(バーベキュー)。気軽に楽しめるイメージがある一方で、実は火起こしや炭の扱い、食材の焼き順など、押さえておきたいポイントも少なくありません。そこで本記事では、これから挑戦したい初心者に向けて、基本の流れと失敗しないためのコツをわかりやすく紹介していきます。
道具はホームセンターで揃う!炭とトングの確実な選び方
BBQを存分に楽しむには道具の準備が欠かせません。BBQコンロ・グリルにはスタンド・卓上・焚き火台タイプなど複数の種類があるので、人数や用途に応じて選びましょう。最近はオシャレなアイテムも多いですが、初心者はまず街のホームセンターで揃えるのがコスパ最強。何度かやってみて、長く続けられそうだと感じてから見た目のいいギアを選んでいくのがおすすめです。
焼き網・鉄板、着火剤、ライター類、軍手などの必須アイテムに加え、レジャーシートや虫除けスプレーなどの便利グッズも用意しておくと安心です。

重要なのが燃料選び。薪よりも火力が安定していて、燃焼時間が長い炭がおすすめです。炭には黒炭・白炭の2種類があり、黒炭は安価で扱いやすい一方、燃え尽きやすいのが難点。白炭は火が付きにくいものの燃焼時間が長く、有名な「備長炭」もこのタイプに分類されます。また、食中毒を防ぐためにも、トングは炭用、生肉用、取り分け(焼き上がり)用の最低3つを用意しておきましょう。
空気の通り道と湿気対策でスムーズ着火
初心者には難しく感じやすい火起こし。ありがちなミスは、着火剤に火がついてすぐに炭を積み重ねてしまうことです。火の燃焼には空気の通り道が不可欠で、隙間ができるように意識しながらやぐら状に組んでいきましょう。

また、炭は湿気を吸いやすい素材です。私自身、かつて夜露や雨天で湿った芝生の上に、買ってきた段ボールごと炭を放置してしまったことがありました。すると炭があっという間に湿気を吸ってしまい、いざという時に火がうまくつかず大失敗。湿気を帯びた炭は不完全燃焼を起こしやすく、なかなか火がつかない原因になります。どうしてもつかない場合は、ガスバーナーを使うことも一つの方法。火起こしに手間取ると食事のタイミングがずれてしまうため、事前に庭先などで練習しておくのもおすすめです。
なお、道具選びや火起こしに不安がある場合は、BBQ用の使い捨てコンロも便利。焼き網や燃料、着火剤がセットになっていることが多く、すぐに使えて後片付けも簡単です。
映え重視だけは黒焦げの原因!食材を乗せる順序と下ごしらえ
一般的には火が通りにくい食材から焼くのが基本ですが、BBQでは少し異なります。まずは脂の多い肉類から焼くことで炭火の火力が上がり、その後に味の薄い食材、味の濃い食材の順で焼いていくのがポイント。味付けも塩、タレ、BBQソースと徐々に濃くしていくと、バランスよく楽しめます。

また、初心者がやりがちなのが「映える」レイアウトにしようと、野菜と肉をはじめから綺麗に並べて焼くこと。私も過去に、野菜を置くタイミングと火力を間違えて、いざ食べようとした時には野菜が焦げて真っ黒になってしまった経験があります。火の通りにくい野菜はレンジなどで下ごしらえをしておくか、コンロの外側でじっくり加熱しましょう。肉と野菜が同時に焼き上がる状態が理想です。
事前の準備とちょっとした工夫で、BBQの満足度は大きく変わります。楽しんだ後は、火消し壺などを利用して確実に消火し、ゴミや炭を持ち帰るなど、後片付けのマナーもしっかりと守りましょう。基本を押さえて、この夏はアウトドアの醍醐味を思いきり楽しんでみてください。

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