防災対策アプリに注目! キャンプで安心&お役立ちのインストールしない手はない「災害対策アプリ4選」

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オフラインでも利用できる地図アプリ

 

アウトドアで活動するときに、地図アプリはなくてはならない存在です。GPSのおかげで現在位置がわかりますし、道がわからなくなったときも、正しい方向を見つけ出すのに役立ちますね。
「ただし、アウトドアでは、場所によってはインターネットが使えないケースもあります。また、災害が発生すると、スマホの通信回線が使えなくなるかもしれません」(篠原さん)。そんなときに役立つのが、“オフライン状態でも利用できる地図アプリ”なのです。

 


地図データは、あらかじめスマホに保存しておくことになります。この手のアプリは複数ありますが、「『MAPS.ME』は、無料で全世界の地図データを利用できるため、もしものときの備えにおすすめです」(篠原さん)。

 

 

篠原さんによれば、「『Googleマップ』ほどの高機能さはありませんが、ルート検索やドライブナビ、ブックマーク機能など、地図アプリに必須の基本機能はしっかり搭載しています」とのこと。ただ、場所によっては、スポット情報がなかったり、道が違っていたりなど、地図データの情報が古い場合がありますので、そこは注意したほうがよさそうです。

また、「ドライブナビは必要最低限の機能のため、運転時に利用する際は、実際の交通規則や道路状況に合わせた運転を心掛けてください」(篠原さん)。あくまでもメインの地図アプリが使えないときのサブとして、上手に活用しましょう。

 

 

【MAPS.ME】
●STOLMO LIMITED(iPhone)/MAPS.ME (CYPRUS) LTD(Android)
●無料
●iPhone/Android対応

 

 

複数人で会話できるトランシーバーアプリ

 

電話は、基本的に1対1の会話のため、多くの相手に緊急事態を一刻も早く伝える必要がある用途には不向きです。そんなとき、「Zello Walkie Talkie」(Android版は「Zello PTT Walkie Talkie」)なら、トランシーバー感覚で複数人相手に自分の音声を送信することができます。

 

 

 


操作方法は、まさにトランシーバーを踏襲していて、マイクボタンを押しているときだけ音声を発信する仕組み。相手の音声は、受話操作をしなくてもスマホから自動で再生されますので、聞き逃しも防げます。ただし、「当然ながらネット接続が必須」なので、ネットにつながらない状況下では利用できません」(篠原さん)。

 

 

トランシーバー感覚で通話ができるほか、「アラートやテキストメッセージ、位置情報もやり取りできるのも便利です」と篠原さん。録音された音声は遡って再生することもできます。また、家族や仲間、仕事の同僚など、目的に応じたグループを作成して、会話を行うことも可能なので、災害時だけでなく、使い方次第で活用の幅は広がるでしょう。

 

 

【Zello Walkie Talkie】
●Zello(iPhone)/Zello Inc(Android)
●無料
●iPhone/Android対応

 

■執筆:篠原義夫
■プロフィール:フリーライター。パソコン雑誌などの編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル機器が中心だが、十数年来の趣味とするキャンプ関連の記事も嗜む。初心者にもわかりやすい記事を心がけて執筆活動を続けている。

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