後世に、木こりの技術と山を残したい。そんな熱い思いをもった、木こりたちによる木こりのための大会「京都京北 木こり技能大会」。今年は多くの人に参加していただきたいと、「全国大会」として開催が決定しました。大会では各地から集った林業のプロフェッショナルが技術を競い合う姿が見どころです。
木こりたちが技術で魅せる〝白熱のお祭り〟
競技大会が実施される前日には、タレントの森脇健児さんによるトークショーや大衆演劇役者の澤村かずまさんによるパフォーマンスを実施。地域の音楽家による演奏もステージを盛り上げます。
木こりヴィレッジにて実施されるバギー体験も魅力的です。お腹が空いたら、会場に出店されている飲食ブースにて昼食をとりましょう。そしていよいよここからが本番、当日の競技大会が始まります。競技は伐倒・造材競技と、グラップル競技の2種目あります。
グラップル競技は、制限時間30秒で丸太の短材をグラップルにて6段積み上げるまでのタイムを競うといったもの。
伐倒・造材競技では、伐倒方向に風船をセットし、風船の方角へ伐倒。タイムよりも技術の正確性や効率性、安全への配慮等で採点されます。いずれも現役の木こりたちの迫力ある技に、圧倒されてしまいます。
参加費はプロ部門１種目3000円、チャレンジ部門は一般参加2000円、学生は無料です！ また、林業での女性活躍を応援して、女性の参加も無料となっています。
参加には競技ごとに資格が必要です。伐倒・造材競技は「チェンソーによる伐木等特別教育」、グラップル競技は「車両系木材伐出機械」の受講修了者であることがそれぞれの参加資格となっています。グラップル競技のチャレンジ部門は、プロがサポートしてくれるので資格がなくても参加可能です。
詳細は公式サイトをよくお読みの上、エントリーをお願いいたします。
プロ部門の１位の方には賞金５万と豪華景品が贈られ、チャレンジ部門の１位の方にも景品のプレゼントがありますよ。全国の木こりの方はもちろんお越しいただきたいですが、木こりではない一般の方にとっても、その技術力を目にするのはまたとない機会です。ぜひご来場ください。
