「僕たちの好きなキャンプ場 vol.03」Mossburn Country Park(モスバーンカントリーパーク)【ニュージーランド】

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  • モスバーンカントリーパークサイトの様子
  • モスバーンカントリーパークでみかけたかわいいトレーラー
  • モスバーンカントリーパークでの夕食の様子
  • モスバーンカントリーパークでアルパカにエサをあげる様子
  • モスバーンカントリーパークの羊たちと管理人
  • モスバーンカントリーパーク内を歩くクジャク
  • モスバーンカントリーパークサイトの様子
  • ニュージーランドキャンプ場で見かけたレンタルキャンピングカー
  • ニュージーランド道中よくみかけた羊たち

2020年2月。ニュージーランドにワーキングホリデービザで10ヶ月ほど滞在していた中、日本から遊びに来ていた友人とともにキャンプ旅をしていた。Mossburn Country Park(モスバーンカントリーパーク)はそのとき訪れたキャンプ場のひとつだ。アクシデントがあって急遽利用することになったのだが、ニュージーランドらしさも感じられる面白いキャンプ場だった。

                  

ニュージーランドのキャンプ場って?

ニュージーランドは日本と似た形と大きさの島国だけれど、人口が圧倒的に少ない。町を一歩出るとひたすら続く山々と、羊が無数にいる光景もよくみる日常の風景だ。自然やアウトドアが好きな人ならすぐに惹かれてしまうだろう。至るところにトレイルがあり、キャンプ場もたくさんある。

                  

                        

キャンプ場は、無料で利用できるところから高規格なところまで様々。高規格のキャンプ場は「 Holiday Park(ホリデーパーク)」と呼ばれているのが一般的で、今回ご紹介するキャンプ場もそのひとつ。

テントサイトだけでなく、キャンピングカー用の電源サイトやキャビンも充実。共有のキッチンルームには、電気コンロから冷蔵庫、電子レンジなどなんでも揃っていて、なかには食器や調理器具まで使えるところもある。もちろんシャワーやランドリーも完備していて、キャンプ場でありつつ旅の宿のひとつとしても機能しているようだった。

そのほかに国が管理するキャンプ場もたくさんあり、こちらは設備は簡素だが手頃な料金で利用できる。

ニュージーランドでキャンプをしていて日本といちばん違うと思ったところは、キャンピングカーの多いこと。道中やスーパーの駐車場などでもよく見かけたし、キャンプ場ではテント泊より車中泊のほうが多いことも珍しくなかった。なかにはテント泊は禁止で、審査の通ったキャンピングカー泊のみ可という場所もあるほど。派手なレンタルキャンピングカーも時々みかけた。

                     

                     

わたしは長期滞在だったこともあり、中古車を購入して旅していた。海外で車を購入したというと驚かれることも多いけれど、ニュージーランドでは手続きが簡単なこともあり割とポピュラー。価格や状態などはピンキリだが、このとき購入した車は、フォルクスワーゲンのTOURAN(トゥーラン)で当時のレートで30万円弱(走行距離12万km)。たまたまわたしは外車を選んだが、市場のほとんどが日本車のため運転しやすい点もうれしいところ。

とはいっても、異国の地でクルマを買ったり売ったりするのには苦労することも多い。短期であればレンタカーをして旅するのがいちばん手軽だろう。すこし値は張るが、キャンピングカーのレンタルも楽しそうである。移動の制限はあるが、公共交通機関と徒歩のみで旅する方法もある。

                      

EVERYWARE ANIMALS!?

さて本日のキャンプ地 Mossburn Contry Park(モスバーンカントリーパーク)に到着すると、受付をして諸々の案内を受ける。受付の方はとても気さくでおちゃめな方だったことを覚えている。少々異様なアクシデントの状況もおもしろくつっこんでくれた。

下の写真の中におかしなところがひとつあるのだが、脱線してしまうので詳しくはまたどこかで。

                   

                  

受付を終えると、最後に 「Everywhere WiFi, everywhere animals」と言い、ちいさな紙袋を手渡された。紙袋の中身はfeed(動物用のエサ)だという。

つまり「場内の至る所に動物たちがいるから自由にエサあげてね」ってことだ。大人もだけどお子さんが一緒でも絶対に楽しい。まるで「動物園でキャンプ」である。

Wi-Fiと動物を同列に並べている表現もまたおもしろく、思わず笑ってしまった。こんなキャンプ場ははじめてだ。さっそく、クジャクが道を悠々と歩いていた。

平日だったこともありキャンプ場は空いていて、広々した真ん中のサイトを選びテントを張った。

                       

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