酷暑時代の夏キャンプはキケン? それでも夏休みに出かけるならやり過ぎるぐらいの「熱中症対策」を怠るべからず

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キャンプ場での熱中症対策

日向と日陰ではじつは気温の違いがほとんどないといわれています。それでも日陰をつくることが有効なのは、路面温度の違いによる受熱量が抑えられるからです。そして、日陰に入ると涼しく感じるのはそのためで、直射日光や路面温度の上昇を避けるためにタープの活用は熱中症対策の一つになります。

インナーテントのベンチレーション

また、風が抜けるタープの下であってもサーキュレーターを活用したり、就寝時のテント内でもサーキュレーターで空気を循環させることで睡眠時の脱水症状を防ぐことができます。もちろん、ベンチレーション機能があるテントであれば積極的に換気を行いましょう。

もちろん水分補給をしっかり行い、とくに体温調整機能が未発達な小さな子ども(乳幼児、幼児)を連れてのキャンプであれば、美味しく塩分&水分補給できるソルティライチ(飲料)を用意して飲ませたり、塩分チャージタブレットを舐めさせるのもよいでしょう。

それでも熱中症を発症したら

テントの設営や火起こしをするキャンプでは、思った以上に熱中症を発症するリスクがあるといえます。少し体調が悪いな〜と思ったら、躊躇なくキャンプ場の管理者に相談してエアコン付きのバンガローやコテージを利用させていただくなどの対策が必要です。もちろん、塩分&水分補給を行い安静にすることが大切です。

ちなみに熱中症の症状として、立ちくらみ、呼吸や脈が早くなる、くちびるのしびれ、筋肉の痛みによる痙攣などの症状が見られます。

出動する救急車

そして重度な症状であれば救急車を要請することになりますが、キャンプ場があるロケーションは都市部のように近隣にいくつもの消防署がある訳ではないので、少しやり過ぎとも思うかも知れませんが、事前に利用するキャンプ場と消防署の位置関係、救急対応している病院などを下調べしておくのもよいかもしれません。

いずれにしても熱中症を発症しないことが大切です。楽しい夏キャンプを満喫するためにもしっかり対策を行い、不幸な事故を招かないようにすることを心掛けましょう!

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