楽しいはずのキャンプで不幸な事故を招くこともある「アウトドア」のNG行為5選

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  • 河原のキャンプ
  • カセットコンロでソーセージを焼く
  • 河原で水遊びする幼児
  • ツーバーナーでお肉とアスパラを焼く
  • テントの設営
  • 濁流の河川

キャンプブームの終焉といった煽り記事が見られる昨今、アウトドブームはカルチャーに変わり、「これからアウトドアを始めてみよう!」と考えている人も多いはず。しかしアウトドアは、「自然と対峙する遊び」だけに、危険やリスクをしっかりと認識しておくことが重要です。ここではアウトドア初心者が冒しやすいNG行為をピックアップし、その危険性について解説します。

水辺でのキャンプサイト選びは高台を選ぶ

河原や海辺でキャンプを行う場合、天候の急変を考えてサイトの場所選びが重要です。とくに河原では、上流部にあるダムの放流や急激な降雨によって瞬く間に増水することも少なくありません。テントでの就寝中に急激に水位が上がってしまった場合、テントが流されてしまうだけでなく命に危険が及ぶこともあるのです。

濁流の河川

水辺にテントを張るのは気持ちの良いものですが、サイトを選ぶ時には水位が上昇しても対応できる高台を選ぶことがリスクの回避に繋がることを覚えておきましょう。

テントを張る前に地面を丁寧に整地することを忘れずに

キャンプ場に到着し、気持ちの良いサイトを確保したら速攻でテントを設営……。という焦る気持ちを抑え、テントを立てる地面を丁寧に整地してください。地面に石や樹木の根などがあると、就寝する時に背中に当たってしまい不快な思いで後悔することに。

マットを敷いていても背中に当たる違和感が睡眠を妨げ、大きなストレスになってしまうのです。テントを張る前に地面が水平であることを確認し、大きな石や枯れ枝だけでなく、小さな石もしっかりと取り除くことが快適なテントを設営する秘訣なのです。

また、コットを活用する場合でも、極力平らに整地することでガタつかない快適な就寝スペースを演出することができるようになります。

テントを設営する方向は風向きを確認してから行う

海辺や高原でのキャンプは開放感があり気持ちいいのですが、テントを張る前に風向きを確認しましょう。快適なテントを張るコツは入口を風裏に向けることが鉄則です。初心者は「テントの入口から風が入れば涼しくて快適」と思いがちですが、入口から風が入ることでテントが膨らんでしまいパラシュートのように膨らんでしまいます。

テントの設営

風が強い場合にはテントが吹き飛ばされることもあり、固定しているペグが抜けてしまうこともあるので注意してください。とくに海辺では朝と夕方では風の吹く方向が真逆(海風と陸風)になるので設営する方向をしっかりと確認することが重要です。

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