御岳山のオオカミ信仰の歴史と縦走の知識を学びながら登山!「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB 2023 vol.03」【後編】

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  • 御岳山の雨で幽玄な雰囲気が漂う山を参加者の方々と共に登っていく
  • ハナイグチ
  • 豚狛
  • 御岳山の山頂での集合写真
  • 大塚山頂上の看板
  • ハナイグチ
  • 講師の河津さんと実際にザックを背負う参加者さん
  • 講師の河津さん
  • ニホンオオカミの狛犬
  • 「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB 2023」のキービジュアル

さまざまなアウトドアアクティビティを楽しみながら、自然界から学びを得られる年4回の体験型プログラム、「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB 2023」。その第3回が9月23日(土)に開催され、実際に参加してきました。

主催は、ドイツ生まれの総合アウトドアブランド、Jack Wolfskin(ジャック・ウルフスキン)です。

今回のテーマは”縦走登山入門”。ただ山を歩くだけでなく、御岳山のオオカミ信仰の歴史や地形の特徴、縦走の装備や山行中の天気を読むコツなどを講師から学びつつ、実際に山歩きを体験するプログラムです。

前編では御岳山駅から武蔵御嶽神社までを歩き、神主さんの講話を拝聴。登山の安全をご祈祷いただいたところまでの様子をお伝えしました。

今回の後編では縦走の登山装備についての座学、大塚山の山行をレポートします。

境内にはニホンオオカミの狛犬やイノシシを模した狛犬が

境内を見て回ると、ところどころにお社の守りを固める狛犬がいました。

オオカミをかたどったものを含めて、数種類の動物の狛犬がいるという武蔵御嶽神社。それぞれの狛犬には向きに特徴があるそうで、自分に向かって正面を向いているのがオオカミ、横向きなのがそれ以外の動物らしいです。

狛犬マニアの中で有名な豚にそっくりな「豚狛」(実際はイノシシ)も、近くで見ることができました。

一通りお社を見終わった後は、雨足が強くなってきたこともあり、ビジターセンターに戻り昼食。午後の山行前に体力を蓄えます。

ここでワンポイントアドバイス。

山行の際は、ゴミが嵩張らないものをオススメします。持ち帰るのが基本のマナーですので、頭の中に入れておくと良いですよ。

シュラフのレイヤリングなど目からうろこのアドバイスも

食事をとったら、縦走装備についての講義。登山のエキスパートである運営スタッフから、模範的な装備について説明がありました。

この時に想定していたのは1~2日の縦走登山。50Lのザックにテントやシュラフ、調理用品などが入っていました。

とくに参考になったのが、シュラフのレイヤリング。

季節に合わせたシュラフを持っていくのがスタンダードですが、山の天気や温度は変わりやすいもの。服装と同じくシュラフも天候によって重ねて使用したりすれば、ベストコンディションで眠ることが出来ます。

これは大事なポイントですよね。今度の山行の時に試してみることにします。

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