まるで修行僧か? それでも止められない「極寒キャンプ」の魅力は「焚き火」にあり!

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  • 冬キャンプのテントサイト
  • 雪中キャンプのサイト設営
  • シュラフとシュラフマットを敷いたテント
  • 石油ストーブを設置したテントサイト
  • 冬キャンプの風物詩の焚き火
  • スウェーデントーチで焚き火
  • 夜間の雪中キャンプ
  • 湖畔の冬キャンプ
  • 防寒対策したテント
  • 1/fの揺らぎで癒やされる焚き火

日本には四季があり、それぞれの季節が独特の美しさを見せてくれます。春は花が咲き誇り、夏は自然の力強さがみなぎり、秋は物悲しさと紅葉が混ざり合う、冬は降り積もる美しい白銀の世界……。言葉にすればどの季節も魅力的ですが、一般人の意見として冬は寒くて外出するのが面倒な季節でもあります。

ところが「キャンプが好き」というアウトドアマンのなかには、「厳しい冬こそが一番楽しい季節」と断言する趣味人も少なくありません。ここではマニアックな冬キャンプの魅力に迫り、その楽しさについて考えてみたいと思います。

春秋はキャンプのベストシーズンなのだが……

日本におけるレジャーで最適な季節を問えば、圧倒的多数で「春」と「秋」と答えるでしょう。春と秋は、観光地や景勝地では人が溢れ、キャンプ場にも多くの人が押し寄せます。その理由は比較的快適な気候であり、蚊やアブなどの虫が少ないことも好まれる理由のひとつ。しかし「快適=楽しい」が全てではなく、厳しい季節だからこそ味わえる魅力も存在します。

ここ数年の夏は猛暑、酷暑が続きキャンプを楽しめるような環境ではありませんでした。熱中症や脱水の恐怖、寝苦しい熱帯夜の猛攻は命の危険に直結する厳しさがあり、標高の高いキャンプ場や避暑地以外でのキャンプは避けるべきものになってしまいました。

ギアの高性能化で防寒対策のハードルは決して高くない

一方、冬は気温的には厳しいものの、しっかりとした防寒対策を施せば楽しめない季節ではありません。最近のキャンプ道具は大きな進化を遂げ、マッキンリーやエベレスト登山でも耐えられるような製品であれば平地のキャンプ場ではへのカッパ、お茶の子サイサイで過ごすことができるようになりました。

気温が下がる冬はキャンプ場の利用客も減り、サイトでノンビリと過ごせるのも大きな魅力。人で混み合うこともなくパーソナルスペースを十分に確保できるのは、冬ならではのメリットと言えるでしょう。厳寒期の湿度の低い空気は遠くの景色がクリアに見え、美しい風景、夜空に輝く星たちを堪能することもできます。

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