渓谷、宇宙センター、水族館…… 観光スポットを訪ねるのにぴったりなキャンプ場3選【北関東エリア】

連休や長期休暇を利用して、のんびり気ままに過ごすキャンプ旅。ちょっと遠出したとしても、時間はたっぷりありますよね。たとえば食事の合間に野山を散策したり、川で釣りをしたり……。せっかくお出かけしたのだから、キャンプ前や撤収後に足を伸ばして、観光スポットに立ち寄ってみるのも有意義な時間の使い方ではないでしょうか。

そこで今回は、「北関東」に的を絞って“観光スポットの近くに泊まれるキャンプ場”に注目してみました。北関東に絞ったといっても、各スポットの魅力はまさに千差万別。家族でもひとりでも楽しめるポイントをピックアップしたので、「キャンプ＋α」の予定を立てたい方はぜひ参考にしてみてください。

自然豊かな花園渓谷で“マイナスイオン浴”を

【施設名】家族キャンプ村花園オートキャンプ場（茨城県北茨城市）

まずは「家族キャンプ村花園オートキャンプ場」から。同施設は常磐自動車道・北茨城ICからクルマで20分の場所にあり、JR常磐線磯原駅からもクルマで25分となかなかの好立地。敷地内にはケビン棟（5棟）・個別サイト（60カ所）・フリーサイト（10カ所）・炊事棟（2棟）・バーベキューハウスなどが設置されています。また脱衣所2カ所・浴室2カ所とジェット風呂を完備した浴室棟も備えているので、個別サイトやフリーサイト利用者でも疲れた体を温めるのにぴったり。

同施設から近い距離にある観光スポットとしては、花園渓谷や花園神社が挙げられます。美しい木立に囲まれた花園渓谷はまさに自然の宝庫で、紅葉は言うまでもなく新緑時期のパステルカラーも魅力的。大自然の中でマイナスイオンを浴びたい方におすすめです。

花園神社は征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建とも、慈覚大使の開基ともいわれる歴史ある神社。豊かな緑の中に佇む朱塗りの仁王門・拝殿・本殿の壮厳な雰囲気には、思わず息を呑むかもしれません。

【データ】
■施設名：家族キャンプ村花園オートキャンプ場
■住所：茨城県北茨城市華川町花園454
■営業期間：3月1日～12月25日　※12月26日～翌年2月末日まで休場
■URL：https://www.hanazono-autocamp.com/

子供連れなら「筑波宇宙センター」へ！

【施設名】フォンテーヌの森 CAMP＆BBQ1992（茨城県つくば市）

茨城県つくば市の「フォンテーヌの森 CAMP＆BBQ1992」は、1992年にオープンしたオートキャンプ＆バーベキュー場。レンタル品が充実しており、初めてのキャンプでも楽しめる施設として人気を誇っています。敷地内にはオートキャンプサイト62サイトやログキャビン15棟などが並び、120席からなるバーベキュー場も。また花火可能エリアが設定されていますが、サイトやログキャビンから離れているので騒音も気になりません。

「フォンテーヌの森」がつくば市に位置していることもあり、市内にあるJAXAの宇宙開発拠点「筑波宇宙センター」はマストな観光スポット。同施設はロケット広場や展示館「スペースドーム」、ミュージアムショップを備え、見学ツアーも実施されているので子供が喜ぶこと間違いなしです。なお「スペースドーム」は老朽化対策工事に伴い、2024年6月5日～2025年春頃まで閉鎖されるので注意してください。

その他にも日本百名山に数えられる筑波山や霞ヶ浦を望む宝篋山など、「フォンテーヌの森」周辺にはつくば市ならではの魅力がいっぱい。豊かな自然から宇宙科学まで、存分に楽しむことができます。