「森と湖の国」で癒しのアウトドア体験を！
サウナを堪能した後は、そのまま目の前の湖へダイブしたり、森林で外気浴したりするのがなんとも気持ちがよさそう。森と湖に囲まれた最高のロケーションで、本場フィンランドのスモークサウナを満喫できます。
国土の7割以上を森林や河川などが占めており、その自然の豊かさから「森と湖の国」と称されるフィンランド。
夏には森でベリー摘み、秋はきのこ狩り。冬にはサウナテントでのキャンプや、スキー場周辺でオーロラ鑑賞もできるので、アウトドア好きの人にはとっては、本当にオススメの旅行先だと思います。
岩田さんが言うには、「頭で考えず、シンプルに心と身体がうれしいことをする。そんなフィンランド人の考え方が、フィンランドの何よりもいいところ」なんだとか。
なんだか日々の日常に疲れてるなあと思った方は、本書を片手にフィンランドに旅立って、現地のサウナで体を休め、豊かな自然に癒されてみてはいかがでしょうか？
【データ】
■岩田リョウコ 著『週末フィンランド』
（2020年2月刊／大和書房）
https://www.daiwashobo.co.jp/book/b491559.html
■評者 川田正和（かわた・まさかず）
1967年、神奈川県生まれ。香川県育ち。明治大学文学部卒。大学を卒業後、出版社に就職するもほどなくして退社。アルバイトでお金を貯めては世界各国への長期の旅を繰り返すうちに、旅行専門の本屋をはじめようと決意。書店員を経験した後、2007年、西荻窪に「旅の本屋のまど」をオープン。日本で唯一の旅行専門の本屋として国内外から注目されている。
