大自然に囲まれた北海道エリアは、どこに行っても見どころ満載のまさにキャンプ王国です。日帰り・連泊・海や山など、希望するロケーションに合わせてキャンプ場を選べるので、どこに行こうか考えるだけでもワクワクしますよね。
そこで今回は、北海道の雄大な自然の中でアクティビティ体験が楽しめるキャンプ場をピックアップ。普段の生活の中では体験できないアクティビティは、子どもにとっても大切な思い出になるのではないでしょうか。
目指せ一攫千金!? 川辺で砂金掘り体験ができるキャンプ場
【施設名】カムイコタン公園キャンプ場(広尾郡大樹町)
十勝エリアにある「カムイコタン公園キャンプ場」は、清流と森に囲まれたキャンプサイトです。キャンプ場の下段サイトに接するのは、環境省による調査で何度も1位になっている歴舟川。水遊びにニジマス・ヤマベ・イワナ釣りの他、なんと川岸での「砂金掘り体験」ができます。
歴舟川やその周辺の川では、江戸時代より砂金採取がおこなわれていました。伝統的な砂金掘りで使われる道具は、道の駅「コスモール大樹」でレンタル可能。初めての体験でやり方がわからないという人向けに、インストラクターのガイド付き体験コースも用意されています。
砂金掘りは、カッチャと呼ばれるスコップのような道具で砂利をすくい、それを水に浮かせたゆり板の上にのせて前後に揺らします。ゆり板の上にきらりと光る粒が残っていれば、それが砂金。コツをつかむまでは大変ですが、単純作業なので大人でも子どもでも楽しめます。ハマってしまうとやみつきになってしまうそうですよ。
【データ】
■施設名:カムイコタン公園キャンプ場
■住所:北海道広尾郡大樹町尾田217-3
■営業期間:令和6年度は4月19日~9月30日まで
■URL:https://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/shoko/camp.html
安全な海で昆布採り体験が楽しめる!
【施設名】三石海浜公園オートキャンプ場(日高郡新ひだか町)
次は、ちょっと変わったオプションのあるキャンプ場をご紹介。道央エリアの三石海浜公園内にある「三石海浜公園オートキャンプ場」は、設備が充実しており初心者や家族連れにもおすすめのキャンプ場です。
公園内にはビーチと道の駅があり、温泉施設も併設。ふれあいビーチは防波堤に囲まれた砂浜で、沿岸整理された磯遊び場もあり、小さな子の初めての海体験に最適です。コインシャワーも完備されていますが、ゆっくり日々の疲れを癒やしたいなら、天然温泉のみついし昆布温泉「蔵三」を利用するのも良いでしょう。
太平洋が望めるオートキャンプ場には、30のキャンプサイトと16のバンガロー、炊事棟や水洗トイレと設備も充実。多くのキャンパーに人気というのも頷けます。またふれあいビーチでおこなわれる昆布採り体験への参加も可能。体験料金500円が必要になりますが、他ではできない貴重な体験ではないでしょうか。漁獲量の関係などで体験できない場合もあるので、事前に確認するのはお忘れなく。
【データ】
■施設名:三石海浜公園オートキャンプ場
■住所:北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞161−2
■営業期間:4月第4土曜日~9月30日
■URL:https://www.shinhidaka-hokkaido.jp/hotnews/detail/00002757.html