この山の名前、なんて読むかお分かりでしょうか。「瑞牆山」。日本百名山に詳しい方ならご存知かもしれませんが、実はこれ「みずがきやま」と読みます。常用漢字ではない漢字が使われているので、初見では読むのに苦戦しますよね。
場所は山梨県北杜市。標高は2230mで、山全体が黒雲母の花崗岩(かこうがん)で形成されており、その岩々がまるで水墨画のような景観を作り上げた名山です。また山頂の西峰には弘法大師開山の伝承が残るなど、古くから信仰の対象としても有名です。
そんな瑞牆山について、夫婦でキャンピングカーで旅しながら日本百名山に挑戦するYouTubeチャンネル『カムラフウフと車中泊キャンプ』の動画、「【車中泊旅】山梨県瑞牆山で過ごすキャンピングカー夫婦旅│奇岩と巨岩の絶景登山【百名山制覇3座目】」を通じて、実際に歩いて分かった魅力を紹介します。また、テント泊ではまだ肌寒いこの季節、憧れのキャンピングカーで車中泊をしながら臨む登山についても併せて見ていくことにしましょう。
車内調理キャンプ飯で英気満タン! 岩峰群がそびえる瑞牆山へいざ登山開始
登山の前日は、キャンピングカーでゆったりと過ごすカムラフウフ。夫のゆうたさんが手際よく夕食の「鶏肉とレタスのレモン炒め」を調理していきます。鉄板で焼ける音が画面越しでも食欲を刺激するほど。美味しい夕食を食べながら、「明日も頑張ろう」と夫婦で気合いを入れます。夕食後は妻のりょうこさんと協力して片付けを済ませ、翌日の登山に備えて就寝しました。

翌朝は壮大な山の景色を背景に身支度を整え、いざ登山開始。瑞牆山はクライミングスポットとしても知られ、いくつもの岩峰群があるのが特徴です。
クーラー岩って何?急勾配が続く険しい山道の先で見つけた登山の醍醐味
林道を抜けると砂利道や急勾配の山道が続き、所々に目印となるピンクのテープが。登山地図アプリ「YAMAP」を頼りに、本格的な登山コースへ進んでいきます。岩肌がむき出しのクライミングエリアや清流の音が心地よく響く渓谷など、思わず息を飲むほどの景色が続きました。
次第に道は険しさを増し、時には手を使いながら岩を登る場面も出てきます。「結構道がわからないね」と漏らすゆうたさんですが、登った先には「クーラー岩」と看板がかかった巨岩が登場。下から冷風が出る不思議な巨岩に、ゆうたさんも「自然の恵みは面白い」と感心していました。

山頂に近づくにつれて、視界が開け「空が近い!」と興奮気味のりょうこさん。険しさの中にも、登山の楽しさが溢れる様子が伝わってきます。
登頂後のご褒美は「絶景コーヒー&ご当地焼肉」
ついに到着した山頂から見る景色は、美しい山並みや迫力のある巨岩群が広がり、まさに絶景。りょうこさんは「すごく足がガクガクする」と言いつつも達成感に満ちた表情です。ランチはカップラーメンで、大きな岩に腰掛けて食べる一杯は「醍醐味やな」とこぼすほど格別。さらにコーヒーでひと息つき、「帰りも頑張るか」と下山に向けて英気を養いました。

下山後は温泉で汗を流し、この日の締めくくりは長野県産のリンゴ和牛を使った焼肉です。キャンピングカーで留守番をしていた愛犬・ちびすけもお裾分けをもらい嬉しそう。焼肉で疲れをほぐしつつ、次の山への活力を得たカムラフウフなのでした。
動画には「絶景や自然の音に癒やされた」「こんな生活羨ましすぎる!」といったコメントが寄せられ、ふたりの旅スタイルに憧れを抱く人が続出。キャンピングカーでの車中泊や百名山の登山に興味がある方は、ぜひ本動画をチェックしてみてくださいね。
アクセスは御岳昇仙峡を通る絶景林道「クリスタルライン」
今回動画で登場した瑞牆山には、「瑞牆山荘」または「みずがき山自然公園」ふたつの登山口があります。いずれもクルマでアクセスする場合は、北杜市、甲斐市、甲府市、山梨市の4市にまたがる全長68.1kmのクリスタルラインを通って向かうことになりますが、冬季は積雪のために閉鎖されるので注意が必要です。なお、2026年は4月25日に規制が解除され、すでに通行することが可能になっています。

しかしこれがなかなかの険しい林道で、ところどころすれ違いが困難な場所や枝葉に覆われた部分があり、スムーズに走れる環境とは言えません。それでも道中には南アルプスや八ヶ岳の美しい景色が楽しめる場所があるほか、紅葉で有名な御岳昇仙峡もあるなど、見所の多い道路でもあります。瑞牆山へお出かけの際は、ぜひ周辺の景色にも注目してみてください。
【出典】
『カムラフウフと車中泊キャンプ』
https://www.youtube.com/@kamurafufu_vancamp

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