災害大国と呼ばれる日本において、被災時の命と尊厳に関わる深刻な課題がトイレ問題です。大規模災害時には断水や停電により水洗トイレが使えなくなり、不衛生な環境から体調を崩す二次被害が多発します。過酷な状況下でのパニックを防ぐ備えとして、アウトドアブランド「VASTLAND(ヴァストランド)」から「防災用携帯トイレ(100回分)」が発売されました。普段から車中泊やキャンプなどで試すことで、いざという時にも安心して使えるようになることから、アウトドアメディアとして防災用品にも注目し携帯トイレを紹介いたします。
圧倒的に足りていない排泄への備えとインフラ停止のリスク
株式会社Nint が調査した「EC防災用品市場の動向と最新トレンド【2023〜2025年データ分析】」によれば、大手通販サイト3社では2024年は能登地震などをきっかけに防災用品の売り上げが大幅に伸びた反面、翌 2025年には一転売り上げが大幅に減少したのだといいます。一見すると各家庭に防災用品が行き渡り需要が一段落したかのように思えますが、日本トイレ協会の調査では災害時用トイレの備蓄率はわずか28.8パーセントに留まっており、トイレ備蓄の重要性が見落とされがちであることが分かります。

排泄は人間にとって我慢できる行為ではありません。過去の大震災では下水道の復旧に長期間を要し、仮設トイレの整備不足や衛生環境の悪化が大きな社会問題となりました。また被災直後の3日間は物流も滞り、身の回りの防災用品で耐え凌がなくてはなりません。物流が停止し、店頭から品物が消えてからでは遅いため、事前の備えが非常に重要となります。
防災士の視点で開発された過酷な環境に耐える衛生的な設計
新発売の携帯トイレは現役防災士ならではの視点で開発され、いざという時の安心感と使い勝手にこだわって製品化されています。製造から15年の長期保管が可能なため、一度購入しておけば長期にわたって安心を担保できます。
使用時は、コップ1杯分(200ミリリットル)の液体であればわずか20秒でスピード凝固します。抗菌・消臭効果を持つ高分子吸水ポリマーを採用しており、避難所や車中泊など密閉された過酷な環境下でも不快なニオイを遮断し、感染症リスクを大幅に軽減します。

さらに、引っ張りや突き刺しに強い高密度ポリエチレン製の排泄袋と手袋が100セット付属しており、処理時の破れや汚れのトラブルを防ぎます。
椅子や収納としても使える関連アイテムとの併用で快適さ向上
VASTLANDでは、日常から非常時まで幅広い用途で活躍する「折りたたみ式簡易トイレ」も展開しています。普段はキャンプギアの収納コンテナやレジャー時の椅子、踏み台として利用でき、非常時にはわずか4ステップで組み立て可能なトイレとして機能します。

携帯トイレと簡易トイレを組み合わせることで、より快適で衛生的な排泄環境を構築できます。キャンプや車中泊の現場で使い慣れた道具がいざという時の命綱になるという「フェーズフリー」の視点から見ても、アウトドアシーンでの活用を想定した備えとして非常に優秀です。
近隣住民や仲間と分け合える百回分の頼もしいパッケージ
「防災用携帯トイレ(100回分)」は、3人世帯が使用する約5日分に相当する大容量パッケージとなっています。価格も4000円以下に抑えられており、長期保管ができる点を考慮すれば非常にコストパフォーマンスの高い投資と言えます。

一見すると単身世帯にとっては多すぎるボリュームに思えるかもしれません。しかし、災害時には自身と家族だけでなく、キャンプ仲間や近隣住民、被災者同士でシェアする可能性も考慮すれば決して過大な量ではありません。本格的な梅雨や台風シーズンを迎える前に自宅の防災グッズを見直し、トイレ問題というリアルな不安を解消する頼もしい選択肢として導入を強く推奨します。
■ VASTLAND 防災用携帯トイレ(100回分)
価格:3980円(税込)
梱包品:凝固剤100個、排泄袋100枚、手袋100セット
成分:高分子吸水ポリマー、ゼオライト、酸化亜鉛、銀ゼオライト
材質:排泄袋・手袋/PE
https://vastland.co.jp/products/emergency-portable-toilet■ VASTLAND 折りたたみ式簡易トイレ
価格:3280円(税込)
サイズ:約 幅29.5×奥行35×高さ30cm(収納時 高さ9.5cm)
重量:約1.5kg
耐荷重:100kg
材質:本体/PP、収納袋/ポリエステル
https://vastland.co.jp/products/folding-toilet

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