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雑草と間違えて刈らなくて正解! 40度の庭で放置でも咲く「白ユリ」の早業と愛猫を守る「毒の知識」

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2026年の夏も前半は40度越えのモウレツな暑さが続きました。そんな酷暑のなか、お家の庭には毎年恒例の白いユリの花が咲きました。庭に植えた紫陽花とともに、毎年手間をかけなくても、8月はじめになると忘れていた頃に突如として茎を高く伸ばし、パッと漏斗状の元気な大輪の花を咲かせてくれます。

芽吹きを誤って抜かずに済んだ! 土の中で養分を蓄える植物の秘密

間違って芽吹いたばかりのユリを刈り取らないように注意しながら雑草仮をしていたところ、たくさんのユリが咲き誇る夏を迎えることができました。ユリの茎が生えてきて「ツボミができた!」と思ったらもう咲いている、そんな早業でみごとに開花してくれました。

毎年放っておいても咲く秘密は、ユリが球根(きゅうこん)の多年草だからです。調べてみると球根は、根や地下茎などに養分を蓄積する貯蔵繁殖器官の総称なのだとか。生育に適さない時期は土の中で休眠状態になり、春から夏の好環境になると根を生じてニョキニョキと発育します。

秋のお彼岸の時期に咲く彼岸花も、時期が来ると突然咲き、秋の季節を告げる花ですが、ユリも同じように真夏の日差しとともに咲き誇る姿が眩しく感じる夏花です。

風に揺れる立ち姿と甘い香り 和名の由来と美しい花言葉

風になびいてゆらゆら「揺れる」美しい立ち姿から、その和名が付けられたといわれるユリ。開花するとお庭いっぱいにほのかに甘く優しい香りが漂い始めます。純白の花びらが上を向いて咲くラッパのような花型はとても凛々しく、見ているだけで勇気と元気を分けてもらえるように感じます。

著者の自宅庭に咲いた白百合

そんな凛とした姿を反映するように、白いユリの花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」「神聖」「清浄」です。ちなみにオレンジ色のユリは「華麗」、黄色のユリは「陽気」など、色によって花言葉はいろいろあります。

ペットのいる暮らしは注意が必要 急性腎障害を引き起こす恐れ

ただしユリは花や葉、茎、花粉などの部位に毒性があるそうです。とくに猫ちゃんなどペットにとっては、急性腎障害などを引き起こしてしまうかもしれない危険なお花なのだとか。

ほんの少量をかじったり、体に付いた花粉を舐めてしまったり、ユリを挿した花瓶の水を飲んだりしただけでも中毒症状を起こしてしまう恐れがあるそうなので、ペットと暮らしているご家庭は十分にご注意ください。

お家の庭で、暑い夏にも負けずに咲く姿を毎年楽しめているのはとても幸福なことだと感謝しています。