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「釣りキチさん」にこそオススメしたい! 意外と知られていないフィッシング関連の資格とは

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アウトドア好きな人の定番の趣味といえば釣り。実は釣りに関する資格が何種類もあることをご存知でしょうか? 今回は釣り好きさんにおすすめの資格を大紹介します。

まずはここから! 「公認釣りインストラクター」

まずは「公認釣りインストラクター」についてから。釣り場でのルール、マナーなどの指導をおこなうことを目的に、一般社団法人「全日本釣り団体協議会」が定めた資格で、平成4年に水産庁の支援を得て始まりました。全日本釣り団体協議会は農林水産省を主務官庁として、昭和46年に発足した公的な機関。環境省、国土交通省などとも釣りに関係する事柄について意見交換をおこなっています。

「公認釣りインストラクター」資格を取得するためには、毎年開催される講習会を受講し、その上で試験に合格する必要があります。また資格は3年ごとに更新が必要で、常に新しい知識を学ばなければなりません。

「公認釣りインストラクター」の資格区分は「海面」と「内水面」の2種類。「海面」は海釣りの技術、「内水面」は川釣りの技術と、自分の得意分野で資格取得を目指せます。

「釣りインストラクター」を指導する「フィッシングマスター」

「公認釣りインストラクター」の指導などをおこなう「フィッシングマスター(上級釣り指導員)」という資格もあります。この資格は平成9年に新設されたもので、公認釣りインストラクターを3年以上経験し、関係機関から推薦され、講習を受けた人でないと受験資格が得られません。

また講習では「世界の漁業法規について」などの知識を身につける必要があり、釣りインストラクターよりも高い技術や豊富な知識が必要とされる難易度が高い資格です。