静まり返った夜のキャンプ場や森の中で、ふと何かの気配を感じたことはありませんか?野生動物が活発に動き出す夜の時間帯、ライトを照らさずにその姿をそっと見守ることができる。そんな魔法のような体験を叶えてくれるのが「サーマル単眼スコープ」です。
世界的なサーマルデバイスメーカーであるHangzhou Hikmicro Sensing Technology 社から、その人気シリーズの最新作「HIKMICRO LYNX 3.0(ハイクマイクロ・リンクス・3.0)」が登場しました。熱を検知して映像にするこの道具は、暗闇を可視化するだけでなく、これまでの製品が抱えていた「使いにくさ」を最新技術で解決しています。夜のアウトドアの楽しみ方を広げてくれる、その進化のポイントを分かりやすく紐解いていきましょう。

独自技術HSISが実現する途切れないシームレスな映像描写
「LYNX 3.0」シリーズで注目したいのは、映し出される映像がとても滑らかだという点です。これまでのサーマルスコープは、画質をきれいに保つための補正(キャリブレーション)が定期的に入り、そのたびに画面が数秒間フリーズしてしまうのが当たり前でした。
しかし本機は、独自開発の「HSIS(HIKMICROシャッターレスイメージシステム)」を採用したことで、この画面の一時停止を解消。一度も途切れることなく、スムーズな映像を映し出し続けます。さらに、温度のわずかな差を読み取る能力(NETD)は業界トップクラスの「15mK未満」を達成しました。霧や雨の中といった景色がぼやけやすいシーンでも、対象物の輪郭をくっきりと捉えることができる性能を備えています。

驚異の高速起動と予備バッテリー付属による圧倒的な機動力
夜のフィールドでは、動物との出会いはいつも突然。バッグから取り出して準備をしている間にシャッターチャンスを逃した……なんてことも。その点「LYNX 3.0」は、電源を入れてからわずか2秒で画像が表示される高速起動を実現しました。気配を感じたその瞬間に、すぐ観察をスタートできるのは嬉しいポイントです。
また、電源システムもより使いやすく進化しました。汎用性の高い「18650リチウムイオンバッテリー」を交換して使うスタイルになり、1本のバッテリーで最大6時間以上の連続動作が可能です。製品には予備のバッテリーが1個標準で付いているので、充電が難しいキャンプ場や山奥でも、一晩中安心して使い続けることができます。
本体サイズもさらにコンパクトになりました。前モデルより約20mm短くなり、全長は152.4mm(LE15 3.0)。最小モデルの重量も291.5gに抑えられており、ポケットに入れて気軽に持ち運べる「夜の相棒」として心強い設計です。

距離で選べる全ラインアップと臨場感を残す撮影録音機能
LYNX 3.0シリーズには、見える距離や解像度の違いによって、全部で6つのモデルが用意されています。
まず、キャンプサイトの周りなど身近な範囲を広く見渡したい方には、エントリーモデルの「LE10(税込136,290円)」や「LE15(税込166,870円)」、そして解像度を高めた「LH15(税込317,130円)」がぴったりです。これらは0.39型のディスプレイを搭載しており、近距離から中距離の観察に向いています。
より遠くを、より鮮明に捉えたい本格派の方には、視認性の高い0.49型ディスプレイを採用した上位3機種「LH19 / LH25 / LH35」が選択肢になります。レンズの焦点距離によって「検出距離」が異なり、最上位のLH35(税込499,510円)であれば、最大1800m先の熱を検知することが可能です。驚くべきは、この最高峰モデルであっても重量は354.5g、全長169.6mmと非常に軽量コンパクトにまとまっていることです。

さらに、最新の3.0シリーズは全モデルで「音声録音」にも対応しています。静止画や動画だけでなく、夜の森の音も一緒に記録できるので、大切な一瞬をより臨場感たっぷりに残せるようになっています。夜の野生動物観察になくてはならない存在、サーマル単眼スコープを持ってお気に入りのフィールドに出かけてみるのはいかがでしょうか。


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