サイズが「10×10m」以上あれば広々安心
では実際、どのサイズを選べばよいのでしょう。
「うちの場合は10m×10m(100㎡)はほしいなと思っています」とshiromarni mamaさん。
ソロキャンプなら10×10mも必要ないそうですが、ファミリーキャンプならこれぐらいのサイズはほしいとのこと。
サイトにテントを設営する際に、テントを固定するためのロープを張ります。このロープを張ったらどのぐらいの幅が必要なのか。ロープを十分に張ってサイトに収まるサイズも考えなければなりません。「ロープが意外と場所を取るんですよ」とshiromani mamaさんは言います。
テントやタープが張れないハプニングも
他にも駐車スペースや、焚き火をやるスペースがあるかなどを計算します。
「区画サイトを予約して行ったけれど、テントが張れなかったとか思ったようにタープが張れなかったなんて話も聞いたことがあります。10×10mあれば、ツールームテントが設置できて、大きなクルマでも駐車スペースが確保できて、さらに焚き火が使えます」
shiromani mamaさんが教えてくれた南伊豆にある夕日ヶ丘キャンプ場は、HPを拝見すると区画サイトのサイズだけでなく、上空から撮った写真にサイトの形と縦横の長さを書き込んだものを公開しています。
サイトは、正方形ばかりではありません。台形や長方形のものもあります。
事前に確認をして、サイトのレイアウトの仕方や必要なものが収まるかなどのシミュレーションをしておくと当日スムーズかもしれません。当日に困ることがないよう、キャンプ場のHPなどのチェックをしておきましょう。
【取材協力】
■shiromani mamaさん
■プロフィール:静岡県在住。小学生の男の子2人のママさん。キャンプにまつわるイベントの開催や、ママ目線でファミリーキャンプの情報を発信しています。夫のshiromaniさんはファミリーキャンプの映像を中心にYouTubeで配信中「shiromani channel」。 https://www.youtube.com/channel/UCrp1BqpYBF8LPsXGmXvNd9A