知らないと損をする! 初心者こそ知っておきたい「キャンプの常識」3つ

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キャンプ場でキャンプを楽しむにはどうしたらいいのか。答えはいろいろあるが、そのひとつに「サイト選び」もあるだろう。

その選び方や基準はひとそれぞれだが、今回は「初心者」をキーワードにしつつ、だからこそ気になる疑問3つを「キャンプアドバイザー」に直撃してみた。

【01】どんな立地が初心者に向いていますか?

→風や気温の変動にも注意が必要です

キャンプ場の立地は山あいや高原、高台、海沿い、川岸、湖畔……と多様で、選択肢は豊富です。ただし、立地に応じた注意が求められることがあります。

たとえば、標高の高い場所のキャンプ場は、夏場の日中でも涼しい半面、朝晩は冷え込みます。標高は「100m高くなるごとに気温が約1度下がる」といわれ、平地と同じ感覚で服装や寝具を考えていると寒さに耐えられません。

また、周囲が開けた高台などは眺望が期待できる一方、テント、タープの設営やバーベキューの際などに風の影響を大きく受けることもあります。逆に、陽気のいい時期の低地でのキャンプは、夜でも暑さを覚悟しなければならないかもしれませんし、熱中症や脱水症状の対策も必要かもしれません。

利便性の高い場所にあるキャンプ場が人気ですが、都市部から離れた場所ほど人工的な建造物や音・光が減り、空気も澄むなど自然の濃度がアップ。昆虫採集や星空観測などを楽しめる度合いが格段に増します。

さらに、比較的混雑も少ないので、クルマの運転が苦手でなければ、自然と存分にふれあえる人里離れたキャンプ場に足を伸ばしてみることをお薦めします。

【02】「おひとりさま」はOK?

→“秘密基地”気分が味わえるソロキャンプがブームです。

ここ最近、ひとりの宿泊=ソロキャンプが、30~50代の男性を中心に人気です。「気を遣わず、アウトドアで気ままに過ごしたい」というのが理由のようですが、男性の子どもの頃からの憧れである “秘密基地”気分を味わえる格好の環境がオートキャンプ場です。

ひとり用のミニマムなテントを設営して小さなコンロで肉や魚を炙り、お酒を飲みながら過ごすのが定番のスタイル。なかには仕事をしている人もいるようです。

施設側もこうしたニーズに応え、ソロキャンプ専用サイトを設ける施設も増えており、ちなみに、埼玉県飯能市の『ケニーズ・ファミリー・ビレッジ オートキャンプ場』では、45~50平米の“ミニ”と呼ぶ一般サイトを設定。時期によっても異なりますが、1泊2200円~9900円(+利用料880円 ※記事公開時)で利用可能です。

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