三陸の風を感じる日本最長のロングトレイル「みちのく潮風トレイルを歩く」vol.03【大船渡~南三陸町編】

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森、里、海の恵みが凝縮した南三陸

トレイルは、気仙沼本吉町から海岸を離れて山間に向かっていきます。かつて山岳信仰が盛んだった時代に多くの僧が修行で登った「行者の道」と呼ばれる登山道を歩き、南三陸町へと入ります。

太平洋を一望できる田束山を越え、田園風景が広がる入谷地区へ。カキ棚が浮かぶ志津川湾を臨む戸倉地区を含め森、里、海の豊かな自然環境を存分に楽しめるコースです。

トレイル沿線でぜひ立ち寄りたいのが「道の駅さんさん南三陸」です。ここは「南三陸さんさん商店街」「JR志津川駅」「南三陸ポータルセンター」「南三陸311メモリアル」が一体となった施設で、すぐ横を流れる八幡川にかかる中橋を渡ると、隣には鉄骨だけとなった「旧防災対策庁舎」が建つ、南三陸町震災復興祈念公園が。

腹ごしらえには、さんさん商店街名物、地元海産物どっさりの「南三陸キラキラ丼」を召し上がれ。

【注意事項】
1000kmを超えるトレイルを歩くためには、ルートの情報が必要不可欠。公式マップであるHiking Map Bookは必須アイテムです。このほかに、みちのくトレイルクラブでは、Google Map上のルートを公開しているほか、スマートフォンなどの端末にダウンロードして使えるGPX形式の地図データを公開しています。歩く前に必ずみちのくトレイルクラブHP上の「注意情報」を確認して、情報収集をしてください。

                                              

取材協力/問い合わせ:NPO法人みちのくトレイルクラブ

URL:https://m-tc.org/

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