後悔してからじゃ遅い! キャンプの賢者が指南する「失敗しないテント選び」の極意とは

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極意その4:タープがあればさらに快適なキャンプに!

テントにはメインスペースのほかに「前室」と呼ばれる、玄関のようなスペースを持つタイプもあり、脱いだ靴やアウトドア用品を置くことができるので重宝します。ソロキャンプなら前室で調理や昼寝をすることもできますが、人数が多い場合には「タープ」を用意することでキャンプ時の快適性を格段に向上させることができます。

テントが寝室とすればタープはリビングダイニングのようなもので、風や雨、日差しを遮ることでキャンプの居住性をさらにアップさせることができます。タープには多彩な形状があり、ベーシックなレクタ(長方形)/スクエア(正方形)、ペンタ(五角形)、ヘキサ(六角形)があり、好みに合わせてチョイスしても問題はありません。

ただし、汎用性を考えるとスペースが広く取れるレクタがおすすめですが、華やかさを求めるなら張った時の美しさが絶妙なペンタやヘキサに軍配が上がります。最近は焚き火やBBQの火の粉に強く防水性に優れたTC素材(ポリコットン)を使ったタープが人気を集めているようです。

極意その5:メンテナンスが耐久性をアップさせる!

テントやタープはメンテナンスをしっかりと施すことで耐久性を持続させることができます。キャンプで使用した後、しっかりと汚れを落とし、十分に乾燥させてから収納することが大切です。雨や結露などの水分が付着したまま収納袋に入れてしまうと、カビや悪臭、シミ、劣化の原因になるので、汚れがひどい場合には、お風呂場などで水洗いして、広い場所で広げて乾燥させるようにしましょう。

ベランダでテントの乾燥

乾燥させた後には、防水スプレーや撥水剤を塗布してから保管することで、防水性能を維持することができます。ペグやポールも同様、砂や土を洗い流し、水分を拭き取ったあとは潤滑スプレーなどを薄く塗っておけば、腐食や劣化を防止することができます。楽しく遊んだ後はメンテナンスを施す。この手間を惜しんでしまうと、次のキャンプで「カビ臭くて眠れない」などのトラブルを招くことになりますので注意が必要です。

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