コンパクトSUV市場に「ホンダWR-V」が殴り込みか? コンセプトカーから紐解くその実力とは

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あえてホイールをインチダウンした理由とは

コンセプトカーを開発・提案した理由を担当者にうかがうと、「SUVといっても普段は街乗りが普通の時代です。外観はアクティブで力強いイメージとして、ヴェゼルが都会的なクーペSUVであるのならば、WR-Vはアウトドアな雰囲気を強調しました」とのこと。

ホンダWR-Vベースのフィールドエクスプローラー・コンセプト

前述の通り、タイヤサイズはあえて設定のない15インチとして日常使いの快適性を考慮しました。社内でも反対の声がありましたが、今回はあえて15インチにしてみなさんに評価してもらおうと……。またマフラーカッターはヴェゼルなどでは大変人気の部品で、装着されるユーザーが多い人気のオプションです。そこでWR-Vにも装着することでSUVですが日常の生活車としてみなさま(来場者)からの様々な意見を頂戴しているところです」とお話いただきました。

ホンダアクセスのオプションパーツ登場に期待!

リーズナブルな価格設定もさることながら、ラギッドなスタイリングのWR-Vがアウトドアやキャンプ需要が高まるなかで時代にマッチしたクルマといえます。ホンダにとってはもちろん販売台数も期待できるし、周囲との差別化を図るのであれば、アフターパーツがない現時点ではホンダアクセス製の純正オプションのセレクトが重要なポイント。ブラックに仕上げられたことで低重心にも見えるし、樹脂部品との相性も◎。日本専用のボディ色である写真のイルミナスレッド・メタリックだと、よりブラックの塗装が似合うかもしれません。

ホンダの販売店で商談するときに、“メッキ部分がブラックだったら買うけどなぁ〜”なんて声が上がれば商品化される可能性もあり。積載性に優れ、価格が抑えられたWR-Vは人気が約束された一台と言える。愛着に繋がるパーツにも注目してほしいですね。

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