自分の部屋を何処へでも持ち運べる「日産キャラバンMY ROOM Launch Edition」で車中泊してみた!

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外部電源入力で電源サイトを便利に活用できる

「キャラバンMYROOM Launch edition」には、オプションとして日産リーフで使用されていたバッテリーを再利用した「ポータブルバッテリー from LEAF」をオプション装備として用意され、外部電源のない場所ではサブバッテリーとして給電することができます。外部電源が利用できるオートキャンプ場やRVパークではBピラーの付け根に備える、外部電源の取り入れジャックと接続することで快適な車中泊が楽しめます。

ここまでのレポート見て「あれっ」と思った人もいると思います。そう、この「日産キャラバンMYROOM Launch edition」は、その名の通り「自分の部屋」をイメージして設計・開発されているので、車内にはシンクやコンロなどは装備されていません。あくまでもプライベートルームであり、キャンピングカーとは一線を画しているのです。

個人的な意見ではありますが、車中泊ではトイレや流し台などが充実したオートキャンプ場やRVパークを利用するのが一般的です。そう考えると、同モデルの装備は決して過不足がなく、日本における車中泊では快適なモデルとして受け入れられることは間違いありません。

日産のキャラバンMY ROOM Launch Edition

気になるドライブフィールですが、走行中でもベッドや壁からの軋み音は皆無。逆に両サイドの壁やブラインドなどを装備することで走行音が小さくなっている気がします。商用バンがベースになっていることもあり、ベッドやキャビネットの架装により重量が増している分だけ安定感が向上し、空荷のバン特有のリヤが跳ねてしまうネガティブさは感じられませんでした。

ベース車両であるキャラバンのアイポイントの高さが視認性の良さにもつながり、遠距離への移動でも快適にドライブできるのも大きなメリットになっています。試乗車には定評のあるディーゼルターボエンジン(4N16型)が搭載されており、ディーゼルエンジンらしいトルクフルな走りが楽しめます。「日産キャラバンMYROOM Launch edition」のラインナップには、ディーゼルエンジンの他にも2リッターの排気量を持つガソリンエンジンも用意され、ディーゼル音が気になる人はガソリンエンジン(QR20DE)を選ぶのもアリです。

手軽に楽しめる車中泊仕様の装備品を配した「日産キャラバンMYROOM Launch edition」。車中泊を楽しむには最高の一台になることは間違いありません。オートキャンプではテントを張る手間もなく、外部電源を利用すれば家電製品も使える利便性はまさに「マイルーム」そのもの。キャンピングカーのように過剰すぎる装備がないことで、自分流のカスタマイズを楽しむ余地も残されています。

気になる価格は595万8700円〜714万100円の6タイプを用意。話題沸騰中の「日産キャラバンMYROOM Launch edition」は車中泊ファンだけでなく、キャンプ好きに取っても魅力的なクルマになることは間違いありません。

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