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キャンプの満足度は「グラウンド」選びで決まる? 意外にも大切な地面の種類と選び方とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • ふともっぱらキャンプ場
  • 河原のキャンプ場
  • 砂利のキャンプサイト
  • 芝生のフリーサイト
  • 土のキャンプサイト
  • 砂利の地面に打ち込んだ鍛造ペグ
  • 水はけの悪い芝生のテントサイト
  • ウッドチップのテントサイト
  • 簡易ベッドのコット

キャンプ場には、あらかじめ使用できる範囲が区切られている「区画サイト」やスペースに制限がない「フリーサイト」など、様々な種類の区画があります。キャンプ場を選択する際は区画の特徴を考慮して決める必要がありますが、その際、意外に重要なのが「地面選び」。キャンプ場の地面の種類によって、快適に過ごしやすかったり、初心者にはハードルが高かったりとそれぞれに特徴があります。そこで今回はキャンプ場の地面の種類と選び方の基本をおさらいしていきましょう。

地面のタイプは大きく分けて3種類

キャンプ場の地面の種類は、大きく分けて「芝生」、「砂利」、「土(砂)」に分かれています。「芝生」はペグが地面に刺さりやすいため、テント設営もしやすいのがポイント。また寝心地も良く、汚れにくいので初心者や家族連れでのキャンプにおすすめです。

芝生のフリーサイト

注意点としては、キャンプ場によっては芝生の水はけが悪い場所もあるので、雨の日は注意が必要です。区画サイトであればある程度水はけがいい場所が多いですが、初めて行く場所では見極めが難しいでしょう。対策として、あらかじめ天気を確認しておくことが重要。また使用予定のサイトの水はけについて、キャンプ場に問い合わせて確認してみるのもおすすめです。

水はけの悪い芝生のテントサイト

汚れにくさが人気の砂利サイト

「砂利」は土がないため、ほとんど汚れないのが最大のメリット。また水はけもいいため、砂利のサイトを好む人は多いようです。土や泥で汚れることが少ないので、片付けがかなり楽なのも嬉しいポイントですね。

砂利のキャンプサイト

一方で地面が硬いため寝心地は悪く、厚いマットやコットなどを使用して快適に過ごすための工夫が必要になります。設営の際には砂利でテントが破れる可能性があるため、グランドシートを敷いてテントを保護しておくことも大事でしょう。またペグも刺さりにくく、プラスチックペグなどはすぐ壊れてしまうため、頑丈な鍛造ペグがおすすめです。

砂利の地面に打ち込んだ鍛造ペグ