皆さんは天体観測をしたことがありますか?冬の澄んだ空気の中でクリアに見える星空を眺めるのも良いですが、夏休みシーズンは少し夜更かしをして親子で天体観測するのはいかがでしょうか。今回は、初心者でも天体観測に挑戦しやすいハウツーを紹介します。
目的を決めて極上の夜空に出会うための条件と環境選び
ひと言で天体観測といっても、星空や流星群、月、惑星観察など目的はさまざまです。楽しみ方は人それぞれなので、まずは自分がどんな観測を楽しみたいのかを決めましょう。「空いっぱいの星を見たい」「月を観察したい」などのテーマを決め、その条件に適した場所・時間・道具を選びます。
天体観測をする際は、民家の明かりや外灯などの「人工灯火が届く場所」から離れることがポイントのひとつ。車のヘッドライトなども天体観測の妨げになるため、自動車が通らないような場所を選ぶと良いでしょう。天体観測のタイミングですが、月はほかの天体に比べてはるかに明るいので、より星空をクリアに見るためには月光の影響が小さい新月前後(2026年8月の新月は13日木曜日の午前2時36分ごろ)が狙い目です。

明るいうちの機材セッティングと夜空の神秘に触れるマナー
天体観測のセッティングは、まだ自然光のある夕方までにおこないましょう。暗くなってから準備をすると明かりを点ける必要があるため、他の人の迷惑になるかもしれません。また、天体望遠鏡を使う際は、日中の明るいときに調整が必要なものもあるので事前に確認が必要です。

準備が完了したらいよいよ天体観測といきたいところですが、ライトで手元を明るくしていた場合は、10~30分ほど暗闇に目を慣らしておくと天体が見えやすくなります。ちなみに天体観測ではほかの観察者の迷惑にならないよう、ライトは暗所に慣れた目を刺激しない赤色光を使うのがマナーです。懐中電灯に赤いセロハンを貼るのもOK。手元を照らす際も、ライトは地面に向けて使用しましょう。
美しい夜空を撮影する三脚活用術と季節ごとの対策
きれいな星空が観察できたら、天体撮影をしてみるのもおすすめ。「初心者には難しそう……」と思われるかもしれませんが、光を多く取り込む「一眼レフやミラーレスカメラ」と、カメラを固定する「三脚」があれば簡単に撮影できます。星空の撮影には、広角で明るいレンズを使用すると良いでしょう。

「ナイトモード」や「長時間露光」が備わっているスマホでも手軽に撮影ができます。スマホで天体撮影をする際も手ブレを起こさないよう、三脚の使用が必須です。最近は安価なものも出回っているので、「まずは気軽に天体撮影をしてみたい」という人はスマホで試してみてください。
星の輝きをより身近に感じさせてくれる天体観測。事前準備や観測マナーの把握に加えて、夏は虫よけ対策、冬なら防寒対策をしっかりおこなうことが大切です。天体観測や天体撮影は、ポイントさえ押さえれば初心者でも難しくありません。キャンプをより楽しむためにも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

記事一覧
キャンプ場を探す
ショッピング