四国と言えば、筆者が住んでいる兵庫県からだと、ちょっとした旅気分になる距離感です。ところが、淡路島を縦断する「神戸淡路鳴門自動車道」を使えば、2時間かからずに行けてしまうんです。四国、じつはむっちゃ近いやんか。神戸を出発して、まずは最初の海峡を渡ります。阪神高速湾岸線から垂水JCTを経て明石海峡大橋へ。

海を渡れば「南の御食つ国」。温暖で気候がおだやかな淡路島は、古来良質の食材を産する地として知られ、朝廷にアワビやサザエ、藻塩をはじめとする多彩な食材を献上してきた歴史があります。
今も美味しいものがいっぱいあるので、この海峡を渡るだけでテンションが上がります。淡路SAでまずはおやつをgetするのがいつものお約束。今渡ってきた明石海峡と、対岸の神戸の街並み、六甲山の山並みを遠望しながらおやつ休憩です。

淡路島を南へ南へと縦断、三原平野を越えるとあっという間に鳴門海峡! これを渡るといよいよ四国上陸です。ドライバーだとよそ見はできませんけど、ちょっと覗き込めば鳴門の渦潮も見えます。

うどん県じゃないけどうどんの名店へ
徳島と言えば、コクのある豚骨醤油味の徳島ラーメンが有名ですが、じつはうどん県のお隣だけど、うどんが美味しい店があるんです。それがコチラ。

コチラは、釜揚げうどんの専門店。釜揚げを注文すると、まずは薬味が運ばれてきます。ゆであがりを待つ間に、自分で生姜をすり下ろします。

注文してから待つこと15分ばかり。ゆで上がったばかりのアツアツのうどんが湯に浸かった状態で運ばれてきます。巨大な陶製の徳利に入ったアツアツの出汁を器に注いで、いただきまーす!

コレがなかなかボリューミーで、関西ではちょっとあり得ない量。無心にすすり続け、登山に向けてのエネルギー補給は充分すぎるレベルに。しっかり歩かなきゃ! と思って、しっかり食べたけど、カラダが、お、重い……。
ロープウェーをガン無視でハイクアップ開始!
眉山は、徳島市の中心部に位置する標高290mの山。東西に長く山稜が伸びて、遠くから見ると形の整った眉のように見えることから山名がつけられたそうです。
標高は低いものの、眼下には海と街並み、遠くは阿讃山脈、海の向こうには紀州の山々まで見渡せる絶景の山なのです。駅からも近く、山頂部一帯は公園として整備されているので、観光客も気軽に上がれます。JR徳島駅から徒歩10分という便利な場所に登山口があります。

観光客はほぼ「眉山ロープウェイ」で登ると思うのですが、そこは登山愛好家としては歩いて登らないと。というか、うどんのカロリーを消費しないと……。
登山口のすぐ脇が「阿波おどり会館」という建物で、その中にロープウェイ乗り場があるのですが、そこはガン無視で、登山道へと向かいます。
登山口となっているのは、阿波おどり会館のすぐ裏手にある徳島眉山天神社の境内。登山道の入り口付近に、不思議な銅像がありました。

「ラジオ体操の像」だそうです。由来とか何も解説がないのでわからないのですが、ココでこの地域でのラジオ体操が始まったのかな。
山道に入ると、いきなり「山」感満載の深い森の中。お寺の参道みたいな感じの石段がずーっと続いて、そのパートが終わると、今度は木の根に覆われた急坂。京都・鞍馬の「木の根道」を思わせる雰囲気でした。

息を切らせながらひとしきり登ると、ロープウェイの架線の下をくぐる場所へ。架線沿いに木が切られているので、少し景色が見えました。


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