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バラだけじゃない「あやせローズガーデン」! 花好き必訪の11テーマ庭園を歩く

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神奈川県綾瀬市にある、昨年5月にリニューアルオープンしたばかりの「あやせローズガーデン」を訪れました。
バラの最盛期とあって、平日にもかかわらず花好きの人たちで園内はにぎわっています。さて、「ローズガーデン」という名前から想像する景色と、実際に足を踏み入れた先に広がっていたものは——少し違いました。

駅も新幹線停車駅もない綾瀬市が花のまちになったわけ

「あやせローズガーデン」があるのは、神奈川県のほぼ真ん中に位置する綾瀬市です。東名高速道路や東海道新幹線が通っているにもかかわらず、市内に鉄道駅がないことで知られています。市の面積の約18%を占める厚木基地が存在する一方、バラを市の花に定め、まちづくりに取り組んできた市でもあります。鉄道のない静かな住宅都市だからこそ、花のまちづくりに本気で取り組めたのかもしれません。

そんな綾瀬市のシンボル公園・光綾公園の一角に、「あやせローズガーデン」は2022年11月から再整備が進められ、2025年5月にリニューアルオープンしました。約7700平方メートルの敷地に、世界各地をテーマにした個性豊かな11のガーデンが詰まっています。

水辺まで続くフォトジェニックなガーデン散歩

ウェルカム・ガーデンに入ると、赤いバラのゲートがパーゴラ下の水面に映って華やかにお出迎えしてくれます。続くシークレット・ガーデンはパステルカラーのバラが咲く秘密の花園。チェアが用意されていて撮影スポットも満載。ホワイト・ガーデンは白バラなど清らかな白いお花が集められています。

あやせローズガーデンのバラのゲート

色鮮やかなトロピカル・ガーデンを抜けると、メドウ・ガーデンのピンクの小輪のバラのアーチがきれいでした。小さな紫陽花、ひな祭りルナも艶やかに見えました。水生植物が楽しめる池のあるウォーター・ガーデンでは、季節外れの暑さを忘れてちょっとホッとします。多分花々や木々も水辺が近くにあって良かった、と思っているかな? と物言わぬ植物の気持ちをちょっと考えながらお池を散策しました。

あやせローズガーデンのバラのアーチ

サボテンに紫陽花まで咲く後半エリアの多彩な顔

今回のガーデン巡りでいちばん気持ちが良かったのが、ちょっと小高い丘に個性豊かな宿根草やグラス類が植えられたフラワー・ヒルでした。オセアニア・ガーデンに続き、ドライ・ガーデンではサボテンの赤い花が咲いてびっくりです。最後は和テイストな古都の庭でバラと紫陽花の共演を楽しみました。

あやせローズガーデン内にあったサボテンとその花

園内のメインとなるピースフル・ガーデンのバラは、訪れたときにはちょうど盛りを終えたばかり。それでも庭園にはハチやトンボ、チョウにメジロなどの鳥も訪れていて、花だけではない豊かな生き物の気配が感じられました。次回はバラが咲き誇るタイミングで再訪したいと思います。

あやせローズガーデン内で見つけたトンボ

「あやせローズガーデン」は、バラを入口にしながらも、宿根草・一年草・水生植物・サボテンまで、季節ごとに異なる表情を見せてくれる庭園でした。11のテーマガーデンをひとつひとつ歩くうちに、気づけば「バラ園に来た」という感覚はどこかへ消えていました。お花好きにはたまらない! 写真映えするお庭がギュッギュッと詰まったリピート必須の花の聖地です。

【詳しくはこちら】
◆あやせローズガーデン
https://www.city.ayase.kanagawa.jp/soshiki/midorikoenka/koen/4/15170.html

・開園時間:9時〜16時30分
・休園日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始※5月中は無休
・入園料:無料
・所在地:神奈川県綾瀬市深谷上四丁目5234(光綾公園内)

<電車・バスでのアクセス>
→相鉄線さがみ野駅南口より長後駅行きバス約15分「観音入口」または「上深谷」下車徒歩2分
→小田急線長後駅西口よりさがみ野駅行きバス約20分「観音入口」または「上深谷」下車徒歩2分
→相鉄線海老名駅小田急東口より綾瀬市役所行き(観音橋経由)バス約15分「綾瀬高校」下車徒歩15分

<駐車場>
→北側園地:128台(利用時間8時〜18時)
→南側園地:24台(利用時間8時〜18時)
※混雑時は駐車場をご利用いただけない場合があります