東京ビッグサイトを舞台に開催された『FIELDSTYLE TOKYO 2026』。開催10周年を記念した初の東京開催ということもあり、2日間で5万人を越えるファンが来場しました。会場にはキャンプ用品、アウトドア用品の他にガーデニングやコーヒー、ペットなどライフスタイルをターゲットとした500以上ものブースが出展。
またキャンピングカーを始めとする自動車関連の出展も多く、ファンたちの視線を集めていました。ここでは同イベントに潜入したソトラバ編集部の琴線を刺激した、林テレンプの「WEEKEND COAST」をご紹介します。
5万人が来場した大イベントで注目を集めた未来のSUV
会場を取材していると爽やかな雰囲気が漂うブースを発見。展示されていたのはライトブルーとホワイトのバイカラーで飾られたカローラ・クロス。今回のイベントに向けてコンセプトカーとして製作された車両は「WEEKEND COAST」と名付けられ、同車を手掛けた林テレンプの技術力をアピールすることが目的とのこと。

林テレンプはトヨタ自動車を始め、国内全ての自動車メーカーの内装を手掛けるメーカーであり、フロアマットや内装に関わる純正パーツを製造しています。メーカーの高い基準に応える技術力はハイレベルであり、日本が誇る自動車産業の根幹を支える重要な企業であることは間違いありません。
模様が浮き上がるLEDパネルや斬新な後部座席のアイデア
コンセプトカーとして展示された車両は、メーカー純正で鍛え上げた技術力をオリジナル製品として進化させたもので「技術の見える化」をテーマに開発されました。自動車メーカーへの提案や新たな技術のアイデアをパソコンの画面やプレゼン資料として提示するのではなく、実際に車両へと盛り込むことで技術の可視化を目的としたサンプルモデルということです。
ドアの内張りはオリジナルで型を起こしセパレートで製作され、パネル部分にLEDを埋め込むことで、点灯させた時に模様が浮き上がる仕組みを採用。同時にサイドステップやドリンクホルダー部分にもLEDを装備し、近未来的な車内を演出。

純正シートに被せるシートカバーはアフターパーツとは思えない精緻な縫製により純正シートでは表現できなかった世界観を実現。リアシートにはチャイルドフットレストやシートバックガードなど斬新なアイデアがふんだんに盛り込まれています。
ペットとの外遊びや休憩時間を格上げする画期的な装備群
今回ソトラバ編集部がWEEKEND COASTに注目したポイントはラゲッジルームの提案です。持ち得る技術力を詰め込んだラゲッジには導電糸と振動フィルムを使用したトノカバーが採用され、薄いトノカバー自体がスピーカーとして利用できるのです。この技術を応用すれば天井素材やシート、ヘッドレストをスピーカーとして活用することも不可能ではないそう。

またラゲッジボードをシートの代わりとしてデザインした点も注目。リアバンパーの下部にはステップも装備し、ペットの乗り降りやボードをシートとして使う際の足置きとして活躍します。さら、その内部を利用してペットのフンを収納できるスペースやリードを繋ぐフックも装備しています。

ペットと一緒にキャンプを楽しんだり、景色の良い場所でコーヒーブレイクを楽しめるチェアリング的なアイデアは、将来のSUVにオプション装備されそうなものばかり。痒いところに手が届き、完成度の高い純正部品を手掛ける林テレンプならではの技術力とアイデアの数々。どの自動車メーカーに採用されるのか……楽しみです!
【林テレンプ株式会社ホームページ】
https://www.hayashi-telempu.com

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