「転ばぬ先の杖になる!」災害時の停電で偉大な救世主となる「キャンプ道具」と使用時の注意点とは

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「カセットコンロ」が電気コンロやIHコンロの代わりになる

電池式のガスコンロは問題ありませんが、停電になると電気コンロやIHコンロでの調理はもちろん、やかんでお湯を沸かすこともできません。そこで活躍するのがカセットコンロです。キャンプ道具として鍋料理やフライパンを使った時短料理に使えるほか、一家に一台はお持ちだと思うので、キッチンに備え付けのコンロが使えないときの代替品として活躍すること必至です。

ただし注意したいのは、停電によってキッチンの換気扇が使えなくなるので、窓をしっかり開けて一酸化炭素中毒にならないように換気を怠らないことが事故防止につながります。

「クーラーボックス&保冷剤」

災害によって停電に見舞われると、当然、自宅の冷蔵庫も使い物になりません。そこで台風などの災害に見舞われる心配があるのなら、停電する前に冷凍庫で保冷剤を凍らせたうえに、悪くなるのが早い食材から使用していきましょう。ベテランキャンパーになると、複数個のクーラーボックスを所有する方も多いかと思います。それらを飲料水用、食材用、保冷剤用といった具合に使い分けるのも良いでしょう。

保冷剤とクーラーボックス

また、畳んで保管できるソフトタイプのクーラーボックスはいくつあっても困らないので、普段はあまり使わなくても災害時に重宝します。

ちなみに、停電で冷却性能が機能しなくなった冷蔵庫であっても、庫内はクーラーボックスと同じように保冷力は一時的に持続します(2〜3時間程度)。あらかじめ凍らした保冷剤を冷蔵庫、または冷凍庫に入れ、扉の開け閉めを極力控えることで、クーラーボックスと同様の保冷力を保つことができます。

                        

防災道具としても役に立つキャンプ道具ですが、突然の停電などで救世主になるアイテムは沢山あります。飲料水や非常食の備蓄も大切ですが、非常用電源や調理器具として使うことができるキャンプ道具の備えがあれば、万一の非常時にきっと役に立つはずです。

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