行動範囲が広がるのはもちろん、大量の荷物を積んで移動できることから、クルマを活用したキャンプが大人気。各地のオートキャンプ場にはファミリーからソロまで、様々な層がクルマで訪れています。
またクルマを活用したキャンプはテント泊だけでなく車中泊も楽しむことができ、くつろぎ方の可能性が広がるのも大きなメリットです。
9月9日（土）・10日（日）に、人気キャンプスポットとして知られる「朝霧高原ふもとっぱら」で、オートキャンプイベント「スターキャンプ2023 in 朝霧高原」が開催されました。主催はデリカD：5やアウトランダーPHEVなど、多くの外遊び好きに選ばれる人気車種を販売している三菱自動車。
大手自動車メーカーが大規模なオートキャンプイベントを開催することは珍しいですが、実は1989年に第1回目を実施して以降、今年で19回目を迎える非常に歴史あるイベントなのです。なお今回ふもとっぱらで行われたスターキャンプは三菱自動車主催ですが、各地の販売会社協力のもと北海道から大分まで9ヶ所でも開催され、毎回多くの参加者でにぎわっています。
モノ作り好きも納得の体験型イベント
広大な敷地面積を誇るふもとっぱら。昨年も同じ場所で開催されましたが、今年は全てのエリアを貸し切りにしたことで、厳正な抽選で選ばれた300組の参加者は余裕のあるスペースでゆったりくつろぐことができました。
キャンプイベントということで、無類の外遊び好きも満足できるコンテンツが満載。モノ作りが大好きな人に向けたアウトドアクッキングワークショップでは、メスティンを使ったちぎりパン作り、生豆から自分好みの味わいに仕上げるコーヒー豆焙煎などに挑戦。調理したものは持ち帰れるのが嬉しいですね。
またモノづくりワークショップでは、キャンプの雰囲気アップに最適なガーランド、世界にひとつだけのオリジナルレザーキーホルダーの製作をレクチャー。そしてキャンプ女子の森風美さんによるウインドスピナーの製作体験など、「形」に残る思い出を作ることもできました。
子どもから大人までいい汗を流せるアクティビティ
自然に恵まれた広大なふもとっぱらは、体を動かすのにもってこい。そこで数多くのアクティビティも用意されました。まず会場周辺に大きな川はないながらも、大きなプールを設営することで実現できたカヌー体験。初めての人でも安心して楽しめました。
会場に突如現れた垂直の壁をよじ登る、スポーツクライミング体験も大盛況。特に元気いっぱいな子どもたちが、恐れを知らずに登っていく様子が印象的でした。もちろんインストラクターが丁寧に指導し、さらにハーネスも着用するため安全にチャレンジできます。
他にも全力で体を動かせるトランポリン、体幹が鍛えられるスラックライン、のこぎりを使って大きな木を豪快に切り倒す丸太切りなど、普通のキャンプではなかなか味わえないコンテンツも提供されました。
キャンプの醍醐味、ナイトイベントも大盛り上がり
スターキャンプ1日目の夜も催し物が充実。煌々と燃え盛る火を参加者みんなで囲むキャンプファイヤーは、まさにキャンプの風物詩。ここではミュージシャンの河口恭吾さんによるスペシャルライブが開催され、素敵な歌声に多くの人を魅了しました。
他には多くのシャボン玉が光の演出で様々な色に変化する幻想的なナイトバブルショーも開催。これらは大容量のバッテリーと高出力のモーターを搭載し、電化製品の使用や家への電力供給など万が一の災害にも役立つ、PHEV車の給電機能を活用したもの。三菱車の技術の高さも存分にアピールしていました。
