予習の大切さは勉強と同じ! 知っていればワンランクアップできるアウトドアの「雑学」5選

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  • 林間サイトのテント設営
  • 区画サイトに設営したドームテント
  • 杉の木の枯れ葉
  • 砂浜のテント設営
  • キャンプ場に設営しヘキサタープ
  • 焚き火シートを使った焚き火
  • 大空に広がる入道雲
  • 爆ぜる焚き火
  • 濁流の川
  • 90℃で打ち込んだペグ
  • 着火剤代わりになる松ぼっくり

初心者キャンパーのなかには事前に下調べをしっかり行い、あらかじめ知識を蓄えている人も多いことでしょう。その反面「実践こそ経験につながる……」と、ぶっつけ本番でキャンプデビューする人もいます。どちらが正解なのかは難しい話しですが、思い通りにサイトの設営が進まない(できない)こともあるので、やはり事前に知識や情報を収集しておくことは大切と言えます。

もちろん、スマホやタブレットを使って情報を得ることができるので、現地でこれらを活用するのも良いでしょう。なお、インターネットには誤った情報も氾濫してるので、ひとつの情報だけを信じるのではなく、いくつかの情報を精査してみることも欠かせません。

【初心者は知っておきたいキャンプの雑学.01】
テントの設営は太陽と風の向きを考えよう!

キャンプ場に到着して、最初に行う作業がテントの設営です。キャンプを快適に行うための重要なポイントは、ベースキャンプをしっかりと作ることと言っても過言ではありません。テントを設営する場合はテントを張る「場所」と「方向」をしっかり確認することが大切です。

区画サイトに設営したドームテント

地面が湿っている場所は角度が付いている場所や石や岩で荒れている地面は避けて、しっかりペグが打てる場所を選びましょう。また、テントの入口は風下(入口は風に向かって背中を向ける)に向くようにすること。理由は、入口を風上にすると風が入口からテントに入り込み、強風が吹いていればテントが飛ばされてしまうこともあります。

同じくタープを張る場合は、太陽の移動する方向を考えて設営すること。太陽が移動して座っている位置に直射日光が当たり、タープを張り直すことにならないように工夫しましょう。

【初心者は知っておきたいキャンプの雑学.02】
ペグを打ち込む角度はロープに対して90°

テントの位置を決めたら設営です。初心者キャンパーが陥りやすいのが「間違ったペグ打ち」。テントやタープを支えるロープに対して同じ角度(直線上)でペグを打っている人も見かけますが、ペグはロープに対して90°、地面とペグの角度は60°が望ましいと言われています。また、ペグの半分以上を残した状態で設営している人も多いようですが、しっかりと固定するためには、ペグの頭部分だけを残して全体を打ち込んで下さい。

ペグを深く打ち込むことで足を引っ掛けることもなくなり、テントをより安定して固定することができるからです。砂浜などでテント固定する場合、抜けやすいペグではなく水を入れたペットボトルにロープを固定し、砂の中に埋めることでペグの代用になることも覚えておきましょう。

【初心者は知っておきたいキャンプの雑学.03】
着火剤を忘れても慌てず騒がず代用品で対処

BBQ(バーベキュー)や焚き火を楽しもうと思ったら着火剤を忘れた……なんてこともあるでしょう。そんな時には慌てず、騒がず代用品で対処できます。山のキャンプ用であれば乾燥した「松ぼっくり」や「杉の枯葉」を探し、日用品なら「ガムテープ」や「段ボール」、食用油を染み込ませた「キッチンペーパー」や油で揚げた「ポテトチップ」、「割り箸」が着火剤の代用として威力を発揮します。

着火剤代わりになる松ぼっくり

薪を燃やす時には小さな木端を使って火を安定させ、徐々に大きな薪をくべていくのがお約束。薪を選ぶ時にはしっかりと乾燥しているものを選ぶこと。水分の多い薪は火が着きにくいだけでなく多量の煙を発生させるからです。

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